【二刀流】
メイショウツワブキが漸進。1400ダートで初勝利を挙げたが、1勝クラスは芝に再転向、1分20秒8(2着)で走れるスピードを備えている。なるほど父は二刀流の
メイショウボーラー(小倉2歳S、
デイリー杯2歳S、
朝日杯FS2着。ダートは
フェブラリーS勝ち)、距離対応にも幅があります。
前走はマイルを使ったあとの1200m。若干流れに乗り遅れ、486キロと気持ち重め残りということもあり、差し届かずの2着に終わったが、上りはメンバー中第二位。条件二度目、中二週で追い切り時計は二本、馬体を絞ろうという意欲も見て取れる。
クインズセージとの叩き合いが第一本線。前走のレースを見ていると、1400mだと流れ込むだけ。
こちらは1200m限定の追い込み型。阪神は芝6Fの番組が少なく比較が難しいが、二走前の1分8秒5だけ走れば函館でも勝ち負け。最終追い切りは
小林凌Jが跨り、感触を確かめている。
一角崩しがあれば
クローリスノキセキ。昨夏の札幌・
すずらん賞2着馬。前走は馬場の傷んだ内に進路をとったぶん、ふたをされ伸びを欠いたが、外に切り替えていれば違った競馬ができたように思う。
タイセイレフィーノは、昨年の札幌1200mを1分8秒6で未勝利突破。馬体をひと絞り、減量起用で漸進の余地を残している。
ジュノエスクは着差はわずかだが、フラついて走り、まだ矯正と前進の余地を残している。
ハッピーホンコン、先手を奪えば
ムーンティアーズも侮れない。