【福島で開花】
カイカノキセキで、ほぼいける。母は公営競馬で7勝、交流重賞の
北海道2歳優駿3着馬。
ネオユニヴァース産駒の姉
カイカセンゲンは、つい先日の水曜日、ロジータ記念を制した。ベースはダート系の血脈ながら、父が
キンシャサノキセキにかわり、皮膚は薄く黒光り。身のこなしは柔らかく、芝適性を見込まれてJRAに登録。札幌開催の芝1000mという2歳番組は久しく組まれておらず、新馬戦の価値判断が難しいが、2001年の
アローキャリー(後の
桜花賞馬)が保持していた57秒2のレコードを0秒3更新。上り2Fのラップは11秒2-11秒3と余力があり、1F延長も楽に耐えうる内容だった。そのラップ通り、
函館2歳Sは小差2着。
意識的に少し間隔をあけたが、栗東CWで長め6Fから追い出し、終いは11秒6。
パワーアップした姿を調教でもアピールしている。当面の目標は
ポメランチェ。札幌1200mの新馬をレコ勝ち、しかし
函館2歳Sは7着に失速。小柄な馬だけに摩耗を心配したが、
すずらん賞2着、1400mの
りんどう賞を1分21秒4で0秒1差の4着。フラットコースの福島1200mなら、逃げ切りVも可能かもしれない。
ショウナンマッハは、小倉2歳S7着、前走6着。巻き返しの基点を、ここで作っておきたい。
ソリッドグロウは
京王杯2歳Sを勝った
モントライゼの妹。身体がシャッキリ大きくなれば、3勝クラスくらいまでは見込める。
アイムファインは、中山1200mを重馬場条件下1分9秒1で走破、価値ある時計を計測。
すずらん賞3着の
リトス。
ニシノレバンテも連下なら。