【左回りはギュンと加速】左回り1800mの加速力なら
レプンカムイが一番。前走の
インディアトロフィーはタイトな小回り1700ダート、走った当人たちもレコード決着にはびっくり。
1000m通過・59秒6というよどみのない流れを引っ張る逃げ馬を、早めに捕まえに行ったぶん、後続の餌食にもなってしまったが、右回りは直線中ほど手前を小刻みにかえ伸びもひと息。
左回りは中京9Fに[2100]という良績があり、二走前の中京戦は脚抜きのいい稍重とはいえ1分50秒7で走破。上り3F・12秒3-12秒0-12秒6(36秒9)という滑らかなラップで後続を0秒9差チギり捨てている。
新潟は平坦、終いも甘くなりにくい。
レパードSの決着目安である1分51秒前半にも対応できる。
左回りは初めてのぶん二番手としたが、破壊力なら
メイショウムラクモ。2歳10月、初勝利の中山9F・1分53秒5は、将来のOPを予感させた。しかし、砂を被ると押しても宥めても動かない、意固地なところがあるけれど、スンナリ先手をとった三走前は後続に1秒3差の楽勝。
伏竜Sはモマれながらもなんとか2着は確保、
いわき特別は自分からハミをとり三分三厘から進発開始。柴田善Jの指示にも反応が早くなり、後続をあっという間に1秒2差突き放す楽勝を演じている。
割って入れば
ルコルセール。函館からの直行ゆえ、パドックで馬の状態を確認する必要があるが、東京マイルで2勝、重馬場ながら1分35秒6という好タイムを保持している。渡島特別は直線ひと気合入れただけで1分45秒3、2着には0秒5差。条件クラスではちょっとばかりモノが違った。
オセアダイナスティは、二走前の東京戦はスタートで躓き
ルコルセールに2着と後れをとったが、渡島特別の前日の湯浜特別を、ほぼ同タイムの1分45秒4で悠々の逃げ切りを決めた。
ハンディーズピークも不気味。左回りの中京1800ダートはレコ勝ちを含む2勝。
西部スポニチ賞はスローの上り勝負とはいえ、上り3Fは推定12秒5-11秒7-12秒3という高速ラップをマークしている。
ホッコーハナミチはチークピーシーズ効果もあり
インディアトロフィーをレコ勝ち。馬体の艶がさらに増している。