【距離短縮は吉】
グランパラディーゾが距離短縮で一変。母はクイーンC3着、長男の
ボルゲーゼは芝・ダートで2勝。三番仔の
ステルヴィオはGIマイラー。全兄
ヒシゲッコウは芝2000-2600mで3勝をあげているが、全弟は東京1400ダートで初勝利。二走前は1分24秒7に時計を更新、前日の古馬2勝クラスと0秒3差で駈けた。小金井特別は直線入り口までもったまま。楽勝もあるかと思えたが、残り1Fで急失速。マイルは明らかに長かった。1200mなら折り合いは不問。スピードで圧倒はもちろん。タメが効けば鋭い脚をつかい先行勝ち十分。
第一目標は
ララクリュサオル。2019年・3歳1月デビュー、京都1400mの新馬を2着に2秒1差の大差勝ちを演じたダート短距離の逸材。1年9か月もの休養を余儀なくされたが、5月の新潟戦は1分10秒5で楽勝。上り3Fのラップは12秒2-11秒9-12秒0(35秒9)。持ったままで、芝並みの高速ラップを叩き出し、昇級の
火打山特別も0秒1差の2着。少し間隔はあいたが坂路49秒台を連発、いきなりからエンジン全開。
シャマルも当コースを目下二連勝。時計は地味ながら前走は二着を0秒8差に振り切る圧勝だった。3歳馬
スペクタクルは休み明けをひと叩き、流れが激化すればまとめて交わす用意がある。
高田城特別2着の
イバル、同3着の
ホッコーカリュウ、
アキノスマートなど上位はHレベルで拮抗。