※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
ダート1400mはオープン特別こそ多く行われるが、JRA重賞はプロキオンSと根岸Sの2つのみ。ダートのス
プリンターにとっては数少ない大舞台となる。フェブラリーSへの
ステップとして臨む馬に加えて短距離志向の馬も多数参戦し、毎年激しい戦いが繰り広げられる。
1.終いの脚が求められる
ス
プリンターが多く参戦することから、ペースは速くなりがち。ただでさえ終いの脚が求められる東京コースで、先行馬が押し切るのは簡単なことではない。過去10年、先行してこのレースを勝った馬が16年の
モーニンしかいないように、基本的には直線で鋭く末脚を伸ばせる馬が中心となる。
2.距離短縮組が活躍
過去10年、今回距離短縮となった馬は[6-2-6-25]で複勝率35.9%なのに対し、前走同距離だった馬は[2-6-3-53]で複勝率17.2%、今回距離延長だった馬は[2-2-1-48]で複勝率9.4%。距離短縮組が優勢となっている。
3.余裕のあるローテ
過去10年、中3週以内で挑んだ馬は[0-2-3-50]で複勝率9.1%しかない。これに対して、中4-8週の馬は[6-7-6-57]で複勝率25.0%で、中9週以上の馬は[4-1-1-20]で複勝率23.1%。詰めて使ってくる馬より、余裕のあるローテや休み明けで挑んでくる馬の方が成績が良い。
タイムフライヤーの巻き返しを期待。昨年のフェブラリーSや
武蔵野Sの走りからして、広い東京コースなら初の1400mも問題なくこなせると見る。短距離志向の馬が多く参戦して前半のペースが速くなりそうなのも、この馬にとっては追い風となるだろう。
アルクトスは距離短縮プラス。東京にも実績があり大崩れは考えにくい。ただ、本番は次であり斤量が59kg。過信はできない。
ワンダーリーデルも距離短縮プラス。ただ、過去2年で結果が伴っていないのがどうか。また、乗り難しさがあって乗り替わりがどう出るかは未知数。
ヘリオスはローテーションどうかも、ダートでまだ底を見せていない。
オルフェーヴル産駒なのでオープン入り初戦から通用しても良いだろう。以下、ローテーションどうかも1200mよりは1400m向きの
レッドルゼル、道悪ベストも東京得意の
ブルベアイリーデ、揉まれなければ重賞でも通用する末脚を発揮できる
スマートダンディー。