【兄に追いつけ追いこせ】理想像にはまだ少し遠いが、
ルナシオンの成長ぶりを見たい。馬体は薄い、腰も尖り気味。おとなしそうに見せてはいるけれど、実はかなり敏感。二走前の
クイーンCは、発馬で立ち遅れ。超変則ラップで飛ばす馬などいて、引っ掛かり10着に沈没してしまった。前走は一息入れ8キロ増量、そのぶんだけ人馬ともに余裕がうまれた。馬場や緩ペースを読み切り、11秒2-11秒1-11秒6(3Fは33秒9)というレースの上りを33秒7でイン強襲。半兄
スワーヴリチャードとは距離適性や持ち味が違うが、1分33秒8は同日の10R・古馬3勝クラスと0秒6差だった。昨秋一度、トレセンに入厩したが、馬体調整のため造り直し。結果、この東京まで待ったのは、きっと吉と出る。
本線は
ルイジアナママ。脚元の不安も癒え、前走は1分46秒6。東京1800mは伸び伸びと走る。
フォワードアゲンは、9Fで崩れなし。昇級に向け乗り込みも順調。
コーカスは、いつもの休み明けより仕上がり度は高い。
ミトロジーも連下には。