【方向転換】
アルディエンテが、我慢を覚えつつある。
兄は
菊花賞をレコ勝ちした
ソングオブウインド。歳の離れた弟も、中京2200mを2分11秒9という好タイムで勝つなど、中長距離路線を目指したが、近走長丁場のスローは折り合いに汲々。ならば2000m、
館山特別は距離を短縮。おっかなびっくりながらも2着は堅守した。9Fならもっと折り合いは楽になるかも?その可能性が高いとみての
八ヶ岳特別チョイスだろう。併せ馬で我慢もさせてきたし、デキもいい。
強敵は
ワールドスケール。1分48秒8という走破タイムは一見地味。ただ、レースの上りが37秒4に対し、自身のソレは34秒7。ちょっとモノが違う差し脚を繰り出している。
叩き三戦、
ヴィクターバローズが上り調子。東京マイルおよび9Fに良質の持ち時計があり、高速決着は望むところ。馬場が渋れば
マリノジュリア。
フェアリーグルーヴ、
タイセイモンストルも連下圏。