【符牒はピタリ】
ブッチーニの決め手重視。母は白毛の祖
シラユキヒメ、姉
ユキチャンは関東オークスなど交流重賞3勝。姉
ブチコ、兄
シロニイなど、白毛一族の活躍馬がズラリと並ぶ。ただ、近親の
ソダシも含め、なぜか一族はゲート下手。適距離や戦法確認に時間を要したが、1400mなら馬場コンディションやコース、枠順を問わず、堅実に末を伸ばしてくる。良馬場で1分23秒9という前走時計も、パワーアップの証の一つとなる。
対抗一番手は
ディアノイア。大井で2勝、稽古はそれなりに動く。1勝クラスなら通用するかなと思っていたが、1000m通過・59秒8-1200m通過・1分11秒8という澱みのない流れを、手ごたえ十分に追走、後続に0秒6差をつける完勝。改めて血統表をひっくり返してみたら、兄は
ケイティブレイブだった(JBCクラシックなど交流重賞10勝)。左回りに一抹の不安はあるものの、素材的には昇級に壁なし。単穴は
ヤマニンプレシオサ。胸前厚く、稽古もパワフル。状態のいいときにダートチャレンジという姿勢も好感がもてます。
シネマトグラフは、前走は発馬のロスが致命的。立て直し、東京替わりで前進。
イベリスリーフ、
モリノカワセミ、
ユナカイトを連下に一考。