【Hレベルで拮抗】
ゴールデンシロップのマイル適性の高さに、改めてびっくり。ダーレー生産のマル外、530キロの巨漢。本年2月の東京1800mを1分46秒7の好記録で勝ちあがったが、瞬発力ではなくパワー型では?。
なんて、
弥生賞8着は仕方なし。ただ続戦は東京マイル。適性はどんなものかと半信半疑だったが、1分33秒台を二連発(2・1着)。木更津特別は1000m通過・58秒0というミドルを中団前目で折り合い、ト
リッキーな中山マイルをアッサリ克服。1分33秒3も良質、叩き良化ぶんの上積みも見込める。
強敵は
ランドオブリバティ。新馬・
芙蓉Sを快記録で連勝。関東のクラシックのエース格という評価も集めたが、
ホープフルSは逸走。
きさらぎ賞は3着に流れ込んだものの、春は折り合いに汲々。夏場を調整にあて、
糸魚川特別はスローにも我慢が効き、1分46秒3・上がり32秒9で快勝。ただ、まだジョッキーにしかわからない怖さも残っているのだろう。
紅葉Sは密集馬群に自ら突っ込んでいき、身動き取れず7着に沈没したが、早めに外に切りかえていれば結果は違っていたかも。
リッケンバッカーもいろいろ約束事が多いタイプだが、
アーリントンCを最速の上がりで2着に押し上げてきた3歳世代の好素材。
サトノフウジンは二走前の
むらさき賞を1分44秒3・上がり33秒6で2着急追、マイル実績もある。必ずしも満足のいく状態ではない中、
クロンターフは目下3連勝。
少し記録は古いが、
セリユーズは
スイートピーSで
カレンブーケドールと0秒1差の激闘を演じた。低迷期もあったが、前走1分32秒5で駆け復活の狼煙。