【躍り出る】
マカオンドールが距離延びて勝ち負けに台頭。生産はノーザンF、母は海外3勝、母の兄は
バゴ。母の弟
Maxiosは、イスパーン賞、ムーランドロンシャン賞など8勝。
その血統など調べてみるきっかけとなったのは9月の中京2000mだったか。482キロに増量し、前半1000m・61秒4という流れを前半は後方待機。跳びは大きく、窮屈な走りにならないよう、向こう正面で外に持ち出し、加速をつけて4角は大外。11秒8-11秒6-12秒0(3Fは35秒4)というレースの上りを、35秒0で漸次加速。11秒台前半の高速ラップはなくとも、終わって見れば2分1秒2のコースレコードをマークした。
中京の2歳2000m戦はサンプル数が少ない。腰も甘く、記録をうのみにはできないけれど、紫菊賞3着、
京都2歳S3着。
ホープフルSも馬体が正対しフォームが整った直線、最速の上りを繰り出した。父は
ゴールドシップ、
ステイゴールド系。外回りの中山2200mは後の競争生活の指針になる。
第一本線は
アサマノイタズラ。前走はスローの上り勝負、しかしフラつき気味でも、12秒1-11秒5-11秒9(3Fは35秒5)というレースラップを、自身35秒0でアッサリ抜け出してきた。1F延長もドンと来い。
カランドゥーラは精鋭集う
葉牡丹賞5着。
テンカハルは
ホープフルS6着、
葉牡丹賞4着の
アドマイヤハレーは、ともに距離延長がプラスに働けば、1勝クラスなら経験値上位。
シャイニングライトは中京2000mを前走2分1秒8で3着した。