11R

皐月賞

15:40発走 / 芝2000m (右 B) / 天候:晴 / 馬場:稍
3回 中山 8日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牡・牝(指) 定量 16頭
本賞金:11000,4400,2800,1700,1100万円
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好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

5

8

9

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

15

相手

1

5

8

9

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

8

相手

1

5

9

15

16

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】エフフォーリアは3戦3勝がいずれも出色のレースぶり。一戦毎の良化顕著で直前気配も上々で1冠奪取を期待。グラティアスはキャリア浅く緩さ残すもそれを補う才能うかがえ態勢も整い勝機あり。ダノンザキッドは叩かれ鋭さ増し地力発揮を見込む。ヴィクティファルスも脚力見劣らず状態も良く争覇圏。ラーゴムも立ち回り次第で好勝負可能で、アドマイヤハダルレッドベルオーブなども侮れない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

3

5

6

8

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

1

相手

3

5

6

8

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

8

相手

1

3

5

6

15

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【ラップの精度が違う】エフフォーリアが、無敗で皐月賞の戴冠をいただく。母系は女傑ヒシアマゾン。近親にアドマイヤムーン(JC、宝塚記念など)の名前が連なる、心身の構えが大きな名族。父エピファネイアシルエットも同時に受け継ぎ、頑丈な首と肩をもつ510キロの巨漢。四肢は伸びやか、性格は走りたがり屋。

 札幌の新馬戦は、馬の気に任せコーナーすぎ外からするすると進出、上り3Fは推定12秒4-11秒5-11秒8(35秒7)。あたふたしながらもパワーを要する洋芝で楽々11秒台の連続ラップを出せた。二戦目の百日草特別は折り合いのお勉強。1000m通過は63秒4のスロー。道中口を割るシーンもあったが、トップギアに入ると馬体が沈み、推定11秒1-11秒2-11秒1(3Fは33秒4)を計測。ドトウの勢いでゴール板へ一目散に飛び込んできた。

 共同通信杯の1000m通過は、百日草より1秒5速い61秒9。意識的に内の馬たちと距離を置き、少しロスはあるのは承知、好位の外で伸び伸び走らせることを選択。ラスト4F標識から11秒9にペースアップ、続く3Fのレースラップは11秒5-10秒8-11秒5(33秒8)、対する自身の上りは33秒4。早め4Fから11秒台が登場、持久力も問われるレースにもなった。同時にラスト2F目は10秒8。ヴィクティファルス以下を一気に突き放した地点はまさにそこ。瞬発力と才能の違いを数字として示している。

 過去二戦とも、育成先から美浦トレセン入りして、調教時計の本数は中間5本。いつも通りのメニューを消化しながらも、調教タイムの数値はワンランク上げてきた。木曜日発表は509キロ。細くなるのが却って心配なくらいだが(笑)、いよいよGI仕様に絞った。札幌の新馬戦の内容から、コーナー4つの小回り、多少湿ったパワーを要する馬場も問題ない。

 立ちはだかる強敵はアドマイヤハダル。父はロードカナロア、母の姉はスイープトウショウ。配合的にはマイラーだが、実馬は四肢と背中の長い中距離体型。ひ弱さも感じさせた華奢な体が、前走の若葉Sエリカ賞から8キロ増の484キロ。胸前と首回りが別馬のように太く厚くなった。長くいい脚が使えることは元より承知。

 若葉Sは前残りを許さないようポジションなど意識し、ラスト4F・11秒8-11秒6-11秒1-11秒3(3Fは34秒0)というレースラップに対し、自身の上りは33秒7。阪神の急坂をゴール板が近づくにつれグングンと加速。本命と負けず劣らずの能力を、上り3-4Fのラップ数値で示している。

 ダノンザキッドは無敗の3連勝でホープフルSを制し、最優秀2歳牡馬に輝いた世代のフロントランナー。三走前の東スポ杯は、慌てず徐々に外目に持ち出し他馬の脚色を見ながら、11秒9-11秒0-11秒4(34秒3)というレースの上りを、自身33秒5で寄り切り(推定10秒台のラップを内包)。

 次走のホープフルSは馬体をひと絞り。昨年の12月開催の中山は例年より良馬場で1秒以上時計を要するパワー馬場ゆえ、11秒台のラップは2つしかなく、2分2秒8は少し平凡に映るが、坂下からの推進力は圧巻。

 ただ、中山2000mは手前の替え方がギコちない。前哨戦の弥生賞は、1000m通過・62秒6のスロー。しかし本番皐月賞のために、コーナーをどうカチッと回るか。確認作業を大事に、呼吸をはかって回したぶん、スローの前残りを許してしまった。試走だから3着で許されるという論調は疑問だが、レースの上りは11秒6-11秒0-11秒9(3Fは34秒5)、自身のソレは34秒2。大勢が決着したあととはいえ、脚色は確か。本番は3コーナーすぎから堂々攻めてくる。

 渋馬場ならグラティアスの金星、一気のロングスパートがあるかもしれない。半姉レシステンシアの父はダイワメジャー。父がハーツクライにかわり、毛色は黒っぽい鹿毛になり、ひと回り四肢も背中も長い498キロ中距離体型に変身。瞳は鋭く、歩きは大きく闊達、闘志は満々。だが実戦にいくと、1000m通過・63秒7の超スローにも、好位のポケットでお行儀よく我慢が効く。

 走法はパワフル、直線入り口他馬が嫌う荒れた内ラチ沿いにズボリと進路を定め、ラスト4F・11秒9-11秒9-11秒3-12秒0(3Fは35秒2)というレースの上りに対し、自身のソレは34秒9(4Fはすべて11秒台)。坂上から後続との差をどんどんと広げていった。

 ヴィクティファルスも湿った馬場なら上位に肉薄。共同通信杯はキャリア二戦目、高速決着を2着。続くスプリングSは、馬場差3秒以上の重、1000m通過は62秒5のミドルで展開。直線坂下から一気にレースが動いたが、12秒4-12秒1-12秒5(3Fは37秒0)というレースの上りを、自身36秒1で大外強襲。他とは一線を画す、滑るような加速力で坂上一気を決めた。体調はまさに今がピーク。闘志がみなぎり、二度の輸送も1F延長もへっちゃら。

 ヨーホーレイクは、スタートがもっさり。いつも微妙に流れに乗り遅れてしまうが、ホープフルS3着、きさらぎ賞は大外一気で2着。坂上でしっかり脚は見せる。皐月賞仕様に調教の負荷を上げ贅肉をそぎ落とし、理想とする体作りにさらに一歩近づいた。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

7

相手

1

3

6

8

9

11

14

42通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

8

相手

1

3

6

7

9

11

14

42通り 各100円

須田鷹雄の見解

 もともと混戦ムードだったところに天気と馬場まで微妙な感じになり、ますます難しい。

 先に結論を言うと◎ヴィクティファルスとした。共同通信杯では○エフフォーリアに負けている身だが、その共同通信杯は超スロー。流れ次第では逆転があってもおかしくないと見た結果のシルシだ。

 プレップと本番で展開が異なるというのは皐月賞において大きなテーマで、同じコースの弥生賞皐月賞に直結しなくなっていることがそれを示している。弥生賞は連対馬よりも3,4着馬のほうが本番で走る。少なくともほぼ同じレベルにはある。これは本番のほうが展開がタイトになるからで、スローに殺された格好の▲ダノンザキッドのような馬は見限らずに続けて買う必要がある。

 馬券は◎○・◎▲からのマルチ。ガミリ目もあるがそれは受け入れたうえで高い配当のほうへ手を伸ばす。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

5

7

16

12通り 各400円

3連単BOX

3

5

7

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

予想印
7エフフォーリア(2人気)
9ラーゴム(5人気)
16レッドベルオーブ(9人気)
8ダノンザキッド(1人気)
6ヨーホーレイク(11人気)
15グラティアス(7人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

6

8

9

15

16

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

9

相手

6

8

15

16

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

16

相手

6

8

9

15

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【伏兵注意】7エフフォーリアは3連勝の内容が良好で、タイプ的に雨馬場にも対応できるとみて中心視。9ラーゴムは差し脚が持続するタイプで、流れひとつで首位争いが期待できる。16レッドベルオーブは休み明けで距離延長でも好位差しの形が取れそうで善戦以上に要警戒。8ダノンザキッドは前走後の上積みが大きそうで、地力的に首位争いまで考えられる。15グラティアスは臨戦過程が微妙だが、素質で克服する可能性は十分。6ヨーホーレイクはしぶとく差を詰めてくる脚が展開的に向くとみて押さえておく。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
5ヴィクティファルス(4人気)
8ダノンザキッド(1人気)

鈴木麻優の見解

※4/11時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 中山芝2000mで行われる3歳馬クラシック第一戦。舞台となる中山芝2000mは、中山名物の急坂を2度上り下りしなくてはならないのでパワーがあり、尚且つ立ち回りの上手さも求められるコースです。

 本命視しているのは、ヴィクティファルスです。前走は重馬場の中山コースで、他の馬が伸びを欠いている中、終い最速の脚で差し切る競馬。距離が伸びて追走が楽になるでしょうし、この子も底を見せていない馬の1頭。クラシック戦で最大限の力を出してくる池添騎手も心強いので楽しみです。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※4/11時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ダノンザキッドが巻き返して1冠を手にする。3着に終わった弥生賞ディープインパクト記念だが、休み明けで馬体が減っていたように完調手前だったか。ひと叩きした今回は能力全開。

 エフフォーリアは3戦3勝。競馬のうまさがあり、前脚も高く上がることから中山の急坂を苦にしない可能性がある。ディープモンスターも常識にかかってきた。蹄鉄打ち直しの上に出遅れた前走でも快勝。強い。ラーゴムは折り合えると上位進出がある。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

伊吹雅也の見解

※4/11時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 前走を勝ち切っているか、前走で勝ちに等しい競馬をした馬が中心。「前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.1秒以上だった馬」は2015年以降[1-1-1-49]なので、評価を下げるべきでしょう。

 ちなみに「前走の出走頭数が11頭以下、かつ前走の着順が2着以下・前走の2位入線馬とのタイム差が0.0秒だった馬」は2015年以降[0-1-0-42]。少頭数のレースを経由してきた馬は、前走のパフォーマンスをより厳しく評価したいところです。

 あとは末脚や馬格も重要。「前走の上がり3ハロンタイム順位が2位以下、かつ前走の馬体重が490kg未満だった馬」は2015年以降[0-0-1-41]でした。

 これらの条件をクリアしているのはアサマノイタズラアドマイヤハダルヴィクティファルスエフフォーリアグラティアスディープモンスターあたり。前走が好内容だったエフフォーリアは特に期待できるのではないかと思います。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 かつては弥生賞をはじめとしたトライアルレースに有力馬が集まっていたが、近年はローテーションの多様化によって、直接対決の機会がないまま本番を迎えることも多くなった。人気=実力という単純な図式にならないこともあり、波乱も珍しくない一戦。

1.より短い距離の実績が必要

 東京開催だった11年を除く過去9年、勝ち馬はすべてそれ以前に芝1800mのオープン以上のレースで連対した実績があった。近年の皐月賞は良馬場ならば1分58秒前後の決着になるスピードレースになるため、2000m以上にしか実績のない馬は流れに乗り損ねてしまいがち。

2.前走3着以下からの巻き返しは難しい

 東京開催だった11年を除く過去9年、勝ち馬はすべて前走2着以上だった。2着馬も9頭中7頭は前走2着以上。前走3着以下だった馬は[0-2-2-60]で複勝率6.3%しかない。

3.馬格がある馬が優勢

 過去9年、馬体重が479kg以下だった馬は[3-2-3-63]で連対率7.0%、複勝率11.3%しかない。対して、馬体重480-519kgの馬は[6-6-6-58]で連対率15.8%、複勝率23.7%。直線に急坂のある中山なだけあって馬格がある馬が優勢。

 ラーゴムは芝1800mのアイビーSで2着の実績があり、ある程度スピードレースになっても対応は可能と見る。また500kgを超えるオルフェーヴル産駒でパワーも兼ね備えているため、初の中山にも対応できるだろう。他の上位人気馬とも実績は見劣らず、GIのここでも勝ち負けを期待したい。

 上位人気に支持されそうな馬の中では、エフフォーリアが堅実か。前走の共同通信杯の強さは本物で1番人気の実力はある。ただし広いコース向きなので内回りのここは取りこぼしがあってもおかしくないだろう。アドマイヤハダルは前走の若葉Sが好内容。休養を挟んで一段階成長した印象だ。今回は多頭数でスムーズさがカギになるが、地力は通用しても良いだろう。

 ステラヴェローチェは前走の敗戦で人気を落とすようならマークをしておきたい。もともとクラシックでも活躍を期待されていた器で、条件も合いそうだ。以下、上積みありそうだが皐月賞の流れはおそらく向かないダノンザキッド、条件どうかも休み明けから動けるレッドベルオーブ、外枠である程度時計がかかるようならチャンスがあっても良いヴィクティファルス

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

3

6

7

8

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

7

相手

1

3

6

8

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

16

相手

1

3

6

7

8

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ディープモンスターは伸びしろ十分。立ち回りがうまいエフフォーリア。潜在能力が高いレッドベルオーブが続く。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

3

5

8

11

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

5

相手

1

3

8

11

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

1

相手

3

5

8

11

14

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

GI皐月賞。芝2000m戦。平均値はあまり機能しないレース。ただ今年は、例年より全体的に指数は高くないといえる。あとは馬場が重くなってどうかの要素が加わる。共同通信杯勝ちの好ローテから◎エフフォーリア。相手に前走重馬場勝ち○ヴィクティファルス。次点に▲アドマイヤハダル。重馬場になるなら☆ステラヴェローチェの一発。以下△3点には収まりきらない相手候補多数いる。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

3

5

6

7

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

1

相手

3

5

6

7

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

7

相手

1

3

5

6

9

30通り 各100円

田沼亨の見解

久々を叩かれて完全復調した8ダノンザキッドが主力。ホープフルSの覇者で同舞台を快勝した実績から能力でカバーできる。次位は1アドマイヤハダルで先行力があり好枠を引き当てたならチャンス。▲は7エフフォーリアで自在な脚があり小回りは歓迎。

厳選予想 ウマい馬券