【乗り込み入念】中山1200ダートに戻れば中心は
ベイビーボス。当コースの戦績は7回走って3勝・2着2回。1分11秒台半ばの競馬をいくつも積み重ねてきたが、二走前の1分11秒3で現級3勝レベルに到達。適鞍がなく前走は実績の乏しいのを承知で芝の7ハロンを走らせたが、着順は10着ながらタフなミドルペースを好位で追走し0秒4差に奮闘。ジワリゝと力をつけていることがわかった。夏競馬は除外などあり自重したが前走後の調教時計は密でハード。まだ伸びしろを残す4歳、54キロの重量も恵まれた感がある。
対抗は
ヒルノサルバドールの決め手。展開に左右されるが、横山典Jとのコンビで春2月の
ブラッドストーンSを1分11秒2・上り36秒2の末脚を繰り出し、2着急追。8歳ながら調教では引っ掛かるくらいに元気がいい。
先週の傾向を見ると今季の中山は逃げ先行馬断然有利、
ロイヤルバローズの粘り込みが怖い。左回りは
ギアチェンジが上手くいかず前走の新潟戦は流れ込むだけの8着に終わったが、中山は[1200]とフットワークはスムーズ。体調の微調整も完了した。
巻き返しがあれば
オヌシナニモノ。前走はHペースを深追いし、なし崩しに脚を使わされ8着に沈んだが、体重も戻ったようで中間坂路を1ハロン11秒9で登坂。1分9秒5という勝ち時計を保有しており、高速決着は望むところ。
バーニングペスカは休み明けをひと叩き、こちらも得意のダートに戻る。他力本願の追い込み型だが、ツボにはまった際の末脚は強烈。
連れて
ゴッドバンブルビーがゴール前浮上。二走前の
陽春Sは大外一気に1分10秒8・2着。横山和Jも以前騎乗経験がある。連闘の
ガンケンも連下にお忘れなく。