【兄超え】エアサージュのスケールが一枚上。半兄エアアルマス(父マジェスティックウォリアー)は芝3勝、ダートに転じてGII・東海Sを制覇。本馬の父Point of Entryは北米18戦9勝(芝9-12FのG1を5つ)、本馬はスラリとした脚長の芝中距離馬にかわった。CWの併せ馬もしっかりと動き、最終追い切りは坂路52秒5-38秒1-12秒1。終いの加速力もなかなかだ。

　次位はナギサ。フェノーメノ×タイキシャトルという、難しい配合だが、稽古の伸びが目を引く。ヘッズオアテールズは、追い日毎に調教タイムも動きも上向き。

　鼻出血など起こしたが、レアリサンドは、あのファンディーナの弟。ラムダ、ミステリーウェイ、プロヴァンスロゼに抜ければ好配当。

【相手探し】スラッとしたシルエットで大物感漂う10エアサージュ。3ナギサは気の勝った牝馬だけに初戦から結果が欲しいところ。5ラムダは秘めたる素質が相当ありそう。先物買いで。

【上位拮抗】多頭数での大混戦。本命は、稽古での動きがよく出脚もありそうな12ピーニャだ。この厩舎らしいキッチリした仕上げで、血統的な魅力も十分にある1頭。中京の芝2000mが向きそうなタイプでもある。相手は、10エアサージュと15ブートニエールの2頭が上位評価組。◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で、うまくハマれば高配当まで。

【小波乱】レアリサンドは素質十分。力強いエアサージュ。ヘッズオアテールズは芝の実戦で力を発揮する。

半数くらいにはチャンスありそうなレベル近い混戦ではないだろうか。展開や当日の具合などの要素で大きく結果は変わってきそうだ。内枠から先行できそうなタイプで◎ナギサを抜擢。相手に最内○ウォリアープライドと▲ブートニエール。一発☆エスミラクル。