【かけはし】
ソングラインが突き抜ける。牝系の大本は
ソニンク、一族は
モンローブロンド、
ノットアローン、
ランフォルセ、
ノーザンリバーなど、重賞勝ち馬・連対馬多数。
母ルミナスパレードは4勝。夏の新潟・芝1400mで新馬勝ち。ダート6-7にも適応力があり、6歳2月の引退時まで辛抱強く競争成績を重ねた。
ソングラインは初仔。
6月の東京・芝1400mの新馬戦は、追い込み届かずの2着、ただ終いの脚色はまずまず。1勝はそんなに遠くないかなと思っていたが、11月の東京マイル戦は14キロ増の482キロで登場。この数字でも、腰に力がつき切っていないのだろう。ゲートの出はモッサリ、前半3Fの導線部分は馬込みで上げリキみもみられた。
しかし3コーナー手前で外めに持ち出すと、首を水平に保ちフォームは安定。1000m通過・58秒9という、よどみのない平均ペースを、ひと呼吸追い出しを待ち、11秒7-11秒9-11秒6(3Fは35秒2)というレースラップを、34秒1で大外強襲。フラフラ物見をしながらでも楽に加速ラップが繰り出せた。1分34秒1という走破タイムは、同日の
赤松賞、GIII
アルテミスSよりも速く、東京開催の2歳戦ではNo.1。
細身に見えるがパワー型、折り合いなど考えると現状7Fがベスト。ここを勝てば
桜花賞の切符も手に入る。
当面の目標は
シャーレイポピー。前走時計は1分34秒0、後続に0秒6差の大楽勝だった。
馬体さえ大きくなれば、
ジャカランダレーンもオープンが張れる。
エムオーシャトルは
黒松賞を古馬2勝クラスの1分8秒9で突破。
ルチェカリーナ、
オンラインドリーム、
アールラプチャーなど、連下は拮抗。