【11F以上で味が出る】
マカオンドールは2200m以上の距離になると、より味が増す。母は海外3勝、母の兄は
バゴ。母の弟
Maxiosは、イスパーン賞、ムーランドロンシャンなど8勝という良血。父が
ゴールドシップにかわり、持久力型にかわったが、9月の中京2000mをレコ勝ち。前半1000m・61秒4という流れを前半は後方待機。跳びは大きく、窮屈な走りにならないよう、向こう正面で外に持ち出し、加速をつけて4角は大外。11秒8-11秒6-12秒0(3Fは35秒4)というレースの上りを、35秒0で漸次加速。11秒台前半の高速ラップはなくとも、終わって見れば2分1秒2のコースレコードをマークした。紫菊賞3着、
京都2歳S3着。
ホープフルSも、馬体が正対しフォームが整った直線、最速の上りを繰り出した。
水仙賞2着で適距離を改めて確認。1勝を積み上げ、次は
青葉賞あたりに駒を進めたい。
強敵は
バジオウ。離されはしたが、
セントポーリア賞のタイムは1分46秒9(2着)。この距離は未知数ながら時計の精度と将来性は随一。
グラティトゥーは、
あすなろ賞2分0秒6。坂コースの中京で結果を出せば、ダービーの最終便に乗れる。
マテンロウエールは、四肢と背中の長い
ロードカナロア産駒。2200mでも面白い。
ウィンドリッパー、
アドマイヤハレー、
アナレンマも小差。