※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
春のス
プリント王決定戦であり、GIシリーズ開幕戦としての役割もある。時期的に雨の影響を受けることが多く、コースが改修された12年以降パンパンの良馬場で行われたのは、13・16・19年の3回だけ(12・18年は雨の影響が残る良馬場)。今年もタフな馬場状態で行われる可能性が高そうだ。
1.勝ち切るには先行力必須
コース改修以降の9回で、勝ち馬の4角通過順位は古い方から順に「2・7・2・3・4・4・6・5・1」。上がり3ハロン3位以内の末脚を使ったのは、13年の
ロードカナロアと17年の
セイウンコウセイだけだ。末脚のキレだけで勝ち切るのは難しく、中団より前で立ち回ることが勝ち負けの条件と言える。
2.前走凡走馬の巻き返しは少ない
過去9年間の勝ち馬のうち、前走で掲示板を外していた馬は19年の
ミスターメロディのみ。2着馬についても、前走で掲示板を外していた馬は19年2着の
セイウンコウセイ1頭だけ。前走で凡走した馬の巻き返しは少ない。
3.馬格が必要
過去9年の勝ち馬のうち、最も体重が軽かったのは18年
ファインニードルの480kgで、9頭中3頭は500kgを超えていた。480kg未満の1番人気は、19年4着の
ダノンスマッシュ、17・18年に3・8着の
レッドファルクス、14・15年に3・13着だった
ストレイトガールと、すべて連対を外している。
ライトオンキューは前走の
シルクロードSで2着。57.5kgのハンデを背負っていたことを考えれば上々の始動戦だった。中間の調教の動きが良く、今回は前走以上の状態で臨めそう。力のいる馬場も合っており絶好の狙い目と見る。
ラウダシオンは前走終いが甘くなったが休み明けの分もあっただろう。馬場が悪くなりすぎるとどうかも、GIに入ってもスピードは通用する。
レシステンシアは中京コースが合わない可能性がありそう。タフな馬場でも対応はできるが、どちらかというとスピード馬場の方が向いているのも不安材料。
マルターズディオサはさらなる距離短縮プラスだろう。相手強化でスムーズに先行できるかどうかがカギとなるが、位置を取れれば粘りこみは可能とみる。以下、昨年より臨戦過程が良い
シヴァージ、良馬場ならチャンスはある
ダノンスマッシュ、ここ2走の激走はフロックではない
ミッキーブリランテ。