※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
短距離路線の番組を充実させるために新設された重賞で、今年で4回目。それ以前も芝1200mの3歳オープン特別として同じ名前で行われており、11年には
ロードカナロアが制した歴史がある。今年は例年と違う中京での開催となるが、オープン時代も含めた成績も踏まえながら傾向を探っていきたい。
1.牝馬が強い
過去10年で、牝馬の成績は[6-7-2-51]で連対率19.7%・複勝率22.7%。回収率は単複共に100%を超えている。特にここ5年では、4回牝馬が勝利する活躍を見せている。
2.重賞組は過信禁物
重賞昇格後の3回で、前走で重賞を使われていた組は連対率12.5%・複勝率18.8%なのに対し、前走JRAのオープン・リステッド組は連対率・複勝率共に22.2%。前走重賞組は人気になることが多いので、期待値としては低くなる。
3.逃げ・先行馬に注目
コース改修以降に行われた中京芝1200mの3歳限定戦(新馬除く)の成績を4角位置取り別で見てみると、4角2番手以内の馬は連対率33.9%なのに対し、4角5番手以下の馬は連対率6.6%しかない。例年、逃げ・先行馬の激走が多いレースだが、中京開催の今年も逃げ・先行馬に有利なレースになると見る。
スンリは前走で1勝クラスを逃げ切りV。前半3ハロン33秒6と飛ばしておきながらゴールまで後続を振り切っており、非常に強い内容だった。これまでのレースぶりからして更なる距離短縮はプラス。枠順の並びなどもカギになりそうだが、今回もすんなり先行叶えば粘り込みを期待できるだろう。
サルビアは1400mでもかかっているので距離短縮はプラス。前走重賞組の分一つ評価を下げたが、巻き返してくる可能性は高そう。
モントライゼは重賞勝ちがあり、ここに入れば実績上位。57kgの斤量がどうかだけだろう。
ヨカヨカも距離短縮プラスだが、前走がメイチだったはずなので仕上がりがどうか。昨年の夏から勝ち星を挙げられていないのは事実で、2-3番人気なら過剰人気と見る。以下、ムラがあるが前走が非常に好内容の
ダディーズビビッド、近走尻すぼみだが素質は高いはずの
インフィナイト、位置取りがカギとなりそうだが左回り替わりプラスの
ロンギングバース。