【主役】中京2200m、
フライライクバードが仕切り直し。母は
フラワーC3着、姉
シングウィズジョイは、
フローラS優勝、
エリザベス女王杯を2着。成長待ちの期間もあったが、昨年9月の
小牧特別では、後の
菊花賞2着馬
アリストテレスと0秒1差の激闘を演じた。走破タイム・2分12秒0は、同じ開催のGIIの
神戸新聞杯と同列、
アリストテレスの菊2着の根拠にもなった。
ただ、一戦必勝型ゆえ二番が利かない。
鳴滝特別は4着と伸びあぐねたが、
長良川特別は2分11秒2(後続に1秒1差)。翌日のGII・
日経新春杯を0秒6上回る破格のタイムで楽勝。この時計を以ってすれば3200mの
松籟Sも勝ち負けかに思えたが、残り2F標識手前でピタリと脚が止まってしまった。2000mの高山Sは、今度は距離不足。追い込み届かずの3着に敗れたが、立て直し期間を設け、中京11F、斤量は56キロ。連を外すことは考えにくく、ここは取りこぼしたくない。
エヒトも2200mは[1111]。阪神2200mを2分11秒3・上がり33秒9で勝ち上がり、
日本海Sは1000m通過・59秒2-2000m通過・1分59秒1という、奇妙なHペースの前残り競馬にも対応。メンバー中三番目の上がりで3着に差し込んだ。
三番手は
ヒシゲッコウ、大駆け注意。難しい性格だが、3歳夏、札幌2600mの
阿寒湖特別を2分39秒4というOPレベルの時計で快勝した能力の持ち主。
リーヴルは
日本海Sは休み明け、0秒4差の5着。叩き良化、54キロのハンデを加味すれば連下圏へ浮上。
タイセイシリウスも、
日本海Sでは直線一旦見せ場を作った。1Fが短いが、
ストリクトコードの粘り込み。直線勝負に徹すれば、
パトリックにも連下の目が出てくる。