【微調整】ダノンジェネラルがメンテナンス完了。半兄アドマイヤエイカンは札幌2歳S優勝。牝系はノームコア、クロノジェネシスと同族。デビュー戦は出たなりで中団、1000m通過は64秒2のスロー。交わし切るのに少し手間取ったが、レースラップは11秒8-10秒6-11秒3(3Fは33秒7)。自身の上りは33秒4--10秒台を具体的数字として刻印した。ただ、まだ腰は尖り気味。きさらぎ賞は、勝負どころでフラつき、圧を跳ねのけ馬群を割るパワーはなかった。ただ、1勝クラスならヨーイドンの決め手勝負で間に合う。中間、岩田望Jが跨り、ストロングポイントも弱点も把握した。

　対抗はオヌール。母は仏1000ギニー、オークス優勝。姉デゼルはスイートピーS勝ち。しかし体重は418キロ、十代のアイドルのようにか細い。新馬戦は前半1000m・62秒7の緩ペース。傷みのないよう、大事に好位のポケットへ。直線入り口、満を持して追い出し開始したが、血統馬ならではの滑らかさあり、上り3Fは33秒4を計測。目先の勝利より体造りありきで番組を組んでいるが、20キロ大きくなればオープンが張れる。

　割って入ればジャスティンカフェ。エピファネイア×ワークフォースというパワー配合、482キロの馬体は筋肉の束が浮き上がり力感いっぱい。馬場差3秒以上の不良馬場も中団前めでスイスイ。上り3Fは推定12秒5-11秒5-11秒6、最後までしっかり伸び切った。良馬場の時計勝負は一戦様子見が必要だが、幸いにも週後半から雨がパラパラ。道悪になれば単勝が見えてくる。パワー馬場ならギャラントウォリア。グルーヴビートも連下圏。

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【軸信頼】まだまだ馬がレースを理解していない様子は見えるが、センスだけで初戦を勝った7オヌールに奥の深さを感じる。4ギャラントウォリアは経験値豊富で素質馬に対抗。1ダノンジェネラルは今一度見直し。

【上昇顕著】少頭数ながら面白い一戦。素質は一級品とみている、02グルーヴビートを本命に推す。立て直されてからの上昇が顕著で、気性面も少しは大人になってきている様子。この相手関係と頭数ならば、勝ち負けになる。相手は、04ギャラントウォリアと05ロックオンエイムの2頭を上位に。ここは、◎-○▲の馬連・馬単主体での勝負がオススメである。

【小波乱】ダノンジェネラルは適鞍で決める。先行力があるギャラントウォリア。ロックオンエイムはレースがうまい。

3歳1勝クラスの芝1800m戦。初戦同距離コース勝っている○オヌールが人気になりそう。確かにこの数字でも勝っていれば軸馬にしてもおかしくない。しかし不良馬場の芝マイルで98勝ちしている◎ジャスティンカフェが面白そう。次点に右肩上がりで90まで伸ばしている▲ロックオンエイム。一発☆ダノンジェネラル。

自己条件なら地力で勝る1ダノンジェネラルが主力。自在な脚があり額面通りならチャンス。○は7オヌールで小兵だが能力は高く善戦は可能。