【横山典Jとも結ばれている】アカイイトはマーメイドSを除外。それを念頭に置き、自己条件の垂水S出走もしっかり意識してきた。不良馬場の西尾特別の大外一気は、まさにお見事。飛鳥Sは1分46秒3・上り32秒6で2着、高速馬場でも結果が出せた。シドニーTは影を潜めていた勝ち気が頭をもたげ折り合いを欠き、ロスを挽回すべくインを突くしかなかったが、2着確保は地力の証。横山典Jとのコンビで勝ち星もある。

　強敵はサターン。姉はフラワーC、ローズSを優勝したカンタービレ。成長速度は遅いが、二走前の安城特別の上り33秒7はインパクト大。むらさき賞は、4着とはいえ1分44秒7という走破時計は、今回および将来への布石となる。単穴はレッドフラヴィア。蓬莱峡特別は1000m通過・59秒0のミドル、マイル通過・1分33秒3という流れを自ら牽引。1分45秒5というHレベルに仕上げた。ムジカは[1-6-3-5]という戦績が示すように、小さな不利をなぜか自分から呼び込み、窮屈なレースが多くなってしまう。福島牝馬Sも発馬、勝負どころで二度の不利。それでも最内から5着に盛り返してきた。

　一発大駈けがあればラルナブリラーレ。三走前の東京・1分45秒9はすぐには忘れられない。56キロは少し見込まれたが、グランスピード、クリデュクールも小差。

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【混戦模様】相変わらず堅実な末脚を発揮している6アカイイト。ハンデも手ごろで。16グランスピードは暖かくなって調子が上がってきた。14レッドフラヴィアはここも逃げ馬少なくてチャンス。

【前走優秀】前走内容がいい、14レッドフラヴィアを本命に推す。前開催の阪神は非常に時計が速かったとはいえ、この内容は特筆に値するもの。ハンデも53キロと軽く、稽古での動きも非常にいい。3連勝できる可能性はかなり高そうだ。相手は、09ムジカと17サターンの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で、チョイ荒れを狙う。

【小波乱】シャレードは条件が合う。スムーズなレースでムジカが前進。レッドフラヴィアは勢いがある。

3勝クラスの芝1800m戦。ハンデ戦。ここも3歳出走なし。同距離コースで100レベル出るメンバー。それがハンデ加わってどうかの一戦。狙うのは前走同距離コース106◎レッドフラヴィア。前走から2キロ減は良い。相手に○ムジカと▲アカイイト。一発には☆グランスピード。

状態は右肩上がりの7クリデュクールが優勢。阪神は実績があり早めの仕掛けで勝機。対抗は9ムジカで展開に注文はつくが能力は互角。