【実戦の速力はキング】
モンゴリアンキングの父は快速
キングマン。母はG1・ベルモント
オークス優勝。母の兄
エイシンアポロンは
マイルCS勝ち、もう一頭の兄
マスターオブハウンズはドバイのGI・ジェベルハッタ優勝。日本で生まれた三番仔は、体型もあるが若干急仕上げ、下腹にはまだ余裕がある。
しかし八分の造りでも、即座に二番手に収まるスピードあり。スタート後の100mを除き、残り7Fのラップはすべて11秒台で推移。4角先頭、ここでもう勝負あった。最後は流す感じでゴール板を通過。1分29秒1というタイムも、新馬とすればかなり質が高い。同じ札幌1500mの新馬を勝った
シュヴァルツリーゼと比べると適応距離は少し短めだが、重賞級の素材が透けて見える。調教は動かない、ラップ通りならアッサリ。
第一本線は
カジュフェイス。6Fでモタモタしていたが、7Fがよほど合うのか。1分21秒2の前走の圧勝にはびっくり。
ショウナンマッハは、小倉2歳Sが案外。トレーニングセール出身だからなのか? ここはひとつの試金石となる。
カワキタレブリーの我慢強さ、
ジャスパークローネはもうひと絞り。