【素材重視】
エルカスティージョの器はOP。デビューは2歳12月末、454キロという数字以上に細く映る。ギアが入りエンジンが回り出すまでに若干時間を要するが、新馬は難なく突破。キャリア二戦目、GII・
フィリーズレビューは5着。OP特別・橘Sも8着に終わったが、自己条件に戻った前走はモノの違いを見せた。レースの質も良好、2勝クラスでも好レース必至。
対抗は
カイザーノヴァ。折り合い難を承知で重賞やマイルを走らせてきたが、ベストは7F。この距離なら多少バタついてもギュンと末を伸ばしてくる。割って入れば
ディーバサンライズ。前走は休み明けと7Fを慮ったのだろう。行くのか差すのか中途半端、もったいない競馬となってしまった。どちらかに徹すれば、結果は違ってくる。
アンブレラデートは
フィリーズレビュー4着、前走は本命と同じレースに出走、1番人気だった。2勝クラスでも力量は足りるとみて、格上挑戦に挑む。
ミニーアイルの決め手、折り合えば
セウラサーリも弾ける。