※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
冬の大一番
チャンピオンズCの前哨戦で、昨年に続いて阪神で開催される。JBCと時期が重なっていて実績馬の参戦が少ないことから上位が拮抗したメンバー構成になりがちで、中々人気通りには決着しない。
1.速い時計に対応できるか
16年以降に行われてきた阪神ダート1800m古馬混合オープン戦の、平均勝ち時計は1分50秒6。また、同舞台で行われた昨年の
みやこSの勝ち時計は良馬場ながら1分49秒9だった。ダート1800mとしては速い時計が計測されやすいコースで、それに対応できるスピードが必要になる。
2.ベテランも侮れない
昨年は6歳馬のワンツーで、一昨年は1着が6歳馬で2着は10番人気の8歳馬
キングズガードだった。創設当初は若い馬が良く活躍していたレースだったが、近年はベテランの活躍も目立つ。
3.逃げ・先行馬に注目
16年以降に行われてきた阪神ダート1800m古馬混合オープン戦の、4角位置取り別成績を見てみると、4角3番手以内だった馬は複勝率38.8%で単勝・複勝回収率100%オーバー。対して4角5番手以下の馬は複勝率11.3%で複勝回収率は39%しかない。
除外対象だが、出走してくれば狙いたいのが
サンライズソア。18年の
チャンピオンズC・3着などがあるように元々GIIIに入れば地力は上位。長期休養明けとなった6月の
アハルテケSは大敗を喫したが、前走の
太秦Sで逃げて3着に入ってまだまだやれるところを見せた。大型馬らしく一度使った上積みはありそうで、久々の重賞でも期待は大きい。
人気どころだと
クリンチャーに期待。昨年の同レースを圧勝しているように、コース替わりは問題ない。久々がどうかも乗り込み量豊富で仕上がりは良さそうだ。
アナザートゥルースはここ2走が案外だが、前々走は熱中症、前走は58kgという敗因はある。阪神は得意で巻き返しがあってもおかしくないだろう。
ヴェンジェンスは前走適性外の条件。ここなら格上といえる存在で、巻き返しを期待できるだろう。以下、復調しているが、時計勝負だと分が悪い
スワーヴアラミス、阪神どうかも実績上位の
オーヴェルニュ、右回りで大崩れがない
ロードブレス。