【非凡な推進力】
ジャスティンパレスで押せ押せ。母は6-8.5Fを舞台に北米5勝。3番仔
パレスマリスは米G1・
ベルモントS、メトロポリタンHなど7勝。不受胎、死亡馬などいるが、11番仔の本馬は2020年のセレクトセールで約2億で落札。
四肢も背中も長い青鹿毛、444キロという数字以上に身体を大きく見せるなぁ。適度な気合い乗り、スタートを決め、1000m通過・63秒2の緩ペース、雁行状態の逃げにもカッカすることなく上手に対応できた。加速はゆっくりだが、上り3Fは推定11秒4-11秒3-11秒6(34秒3)。10秒台の切れで勝負するディープ産駒ではないけれど、センスはよく走りは前向き、上り数字も合格点。2分2秒3もマズマズ、
二戦目は時計も当然詰まる。ちなみに兄
パレスマリスは12Fの
ベルモントS優勝。弟も2000mを起点にダービーロードをまっしぐら。
グランディアとの叩き合いが本線。母は切れ者で知られる
ディアデラノビア。
ハービンジャー産駒の息子も、二戦目ではあるが本命の前日同じ中京2000mを2分1秒2で快勝した。
モズタンジロウは、稍重で1分47秒8。1F延長もこなせる伸びだった。
サウンドクレアは良馬場でどれだけ走れるか。今回は高速適性を見極める一戦。