【意外な良駒】タイセイブリリオはイメージするより能力は高い。デビュー戦の小倉は稍重、時計は1分9秒8。一見数字は平凡だが、馬場差や二枚腰を使った脚など、OPはともかく1勝クラスなら十分通用する。秋明菊賞の上りは最速、追い込みでも競馬が可能になった。

　アルトシュタットが厚め。距離短縮で前走一変、ハードな中間の調教など見ると、身体に芯が通りつつある。調教ほど実戦では動かないが、インプロバイザーは小倉2歳S5着、OPのカンナS4着。テーオースパロー、プラソン、モズジャックポットを連下に。

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【順当】前走は東京遠征で力が及ばなかった2テーオースパロー。ただエンジンさえかかれば、このメンバーではスピードはピカイチ。4タイセイブリリオは前走に内容が上々。7アルトシュタットはこの秋の成長が鍵。

【速力評価】夏の小倉で高いスピード能力を見せていた、06インプロバイザーを本命に推す。中山での前走も悪くない内容で、ここでは上位といえる先行力の持ち主。久々になるが、稽古では軽快な動きを見せている。相手は、02テーオースパローと05モズジャックポットの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で、チョイ荒れを狙う。

【小波乱】アルトシュタットは差し脚上位。素軽さがアップしているテーオースパロー。ナバロンはスピードがある。

2歳1勝クラスの芝1200m戦。平均値トップは○プラソン。唯一80台でもある。しかし距離値がまだ低い。これならば2戦目での同距離で94出ている◎アルトシュタット。次点に▲インプロバイザーと☆テーオースパロー。さらに△タイセイブリリオまでは差がない。

未勝利の快勝劇から7アルトシュタットが主力。先行力があり末脚は威力がある。○は4タイセイブリリオでパワーアップが見込めるなら差はない。