※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
サマーマイルシリーズの2戦目に位置づけられるが、今年はマイルではなく1800mで行われる。昨年シンガリ人気の
メイケイダイハードが勝って大波乱になったことは記憶に新しいが、それ以前でも、過去10回で1番人気が連対したのは1度だけしかないように、人気馬の信頼度は高くない一戦。
1.高齢馬は苦戦
過去10回の
中京記念で、7歳以上馬は複勝率6.1%しかない。好走傾向にあるのは5-6歳馬で、過去10回中9勝して、複勝率は22.8%ある。
2.4角5番手以内
この夏に行われた小倉芝1800-2000mの成績を、4角位置取り別で見てみると、4角6番手以下から連対したのは1頭のみ。超高速馬場ということもあり、4角で前にいなければ勝ち負けに加われていない。
3.好走傾向の種牡馬
過去10年に行われた小倉芝1800mのオープン戦の成績を種牡馬別で見てみると、複勝率の上位(最小レース機会数5回)は、
ダイワメジャー、
ディープインパクト、
アグネスタキオン、
ブラックタイド、
キングカメハメハという順。特に
ダイワメジャーと
ディープインパクトは複勝率が40%を超えていて、いずれも複勝回収率は100%以上ある。
登録唯一の
ディープインパクト産駒ダノンチェイサーの復活に期待。昨年の
小倉日経オープン(3着)後、騎乗した
川田将雅騎手がコメントしたように、現状1800mはやや長いのかもしれないが、高速馬場の小倉ならこなせる範囲と見る。久々でも仕上がっていそうで、そこまで人気がないなら狙いは立つ。
ボッケリーニは前走の
新潟大賞典で5着も、タフな馬場が響いた形。得意の小倉で巻き返しを期待できるだろう。
ダブルシャープは意外と馬場合いそう。展開待ちな面はあるが、脚質は小倉に合っており不気味な存在。
クラヴェルは前走後方待機だったが、元々位置は取れる馬。鞍上が積極的なら重賞で連続好走は十分あるだろう。以下、一度使った上積みが見込める
アンドラステ、小倉はおそらく合わないが復調している
カテドラル、先行力魅力の
ディアンドル。