昨年の変則開催も無視して集計すると、過去10年に函館で行われた芝1200mの準オープンは全部で19鞍。基本的には堅めの条件なのだが、たまにとんでもない人気薄が入ってくることがある。前残りの穴はほとんどなく、逃げた馬は19レースで[1-1-2-15]。穴になるのは追い込みのほうだ。
昨年の函館日刊スポーツ杯では12番人気の
メリーメーキングが4角12番手から1着、一昨年のTVh杯では16頭立て16番人気の
エクレアスパークルが4角13番手から3着。2019年のTVh杯では14番人気
パラダイスガーデンが4角13番手から勝ち切っている。
前述の
メリーメーキングや2020年
UHB杯8番人気2着の
ザイツィンガーは開幕週に出した穴であり、馬場が外差しになっていたからというわけではない。
2ケタ人気レベルの穴馬を当てるのは容易ではないが、切り口があるとしたら「5歳以上」「前走大敗」「前走も差し、追い込み」といったところ。ここは◎
ミニオンペールにヤマを張る。前走もそこそこの着差には来ているし、昨年の内容からも函館そのものは良い。