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ゴーサイン点灯】極端なイレ込みや体重減さえなければ、
ワンスカイの力量上位。戦績は[3241]、着外はわずか1回。高い能力で7Fやマイルにも対応してきたが、6Fに限れば馬場やコースを問うことなく[3110]。前走の多摩Sは若干急仕上げの見切り発車。道中慎重に動かし、終いの脚を確かめるのを優先したが、3勝クラスに入ると7Fは少し厳しい。残り1Fで脚色が一緒になってしまったが、6Fにかわれば先行してピリリとした脚が使える。夏場の中一週ということで、陣営も追い切り後の体調を確認。反動なしと見て
ゴーサインが灯った。
対抗は
バルトリ。素質馬揃う秋の東京・芝9Fを、一気差しで勝ちあがった
ディープインパクトの娘。これは大物、
桜花賞などイメージしたこともあったが、マイルでも折り合いを欠き、デリケートな操縦を強いられる。ならば7Fに距離を短縮、[2111]と反転攻勢に転じたが、
母レディオブオペラは6Fで5勝、
シルクロードS2着。福島は現地競馬、6F短縮に新味いっぱい。
一角崩しがあれば
ロジーナ。脚質は追い込み、開幕週ではあるが、前二戦の上りは最速。小倉6Fに1分7秒3、当コースに2着歴もある。
サトノファビュラスも二走前の芦屋川Sを1分8秒0で2着。小柄な牝馬ゆえ体重維持や展開に注文はつくが、一瞬の脚はあなどれない。馬体増がかなえば
ジャスパージャックも小差。昨年の7月の福島で、クラスはひとつ下だったが開幕週の
さくらんぼ特別を2着、1000直を勝つだけの速力がある。
オシリスブレイン、
ショウナンバービーも連下なら。