【ひと踏ん張り】シルヴェリオが前進。半兄は幻のダービー馬と呼ばれたシルバーステート。兄シルバーステートは条件馬ながらスタリオン入り、種牡馬として改めて潜在能力の高さを証明した。弟たちもセレクトセールで高額で取引されたことがあり、クラブでも大人気。本馬もその中の一頭。気性および走法が安定せず、現級に甘んじているが、弥彦S・1分47秒2と上り33秒6は前進の証。しごくスムーズに函館でも調教時計が出せた。

　強敵はスタッドリー。稍重条件下、2200mの千里山特別で上り33秒9を計測。イメージ以上に相当力をつけている。10Fでも最速の脚を常に使え、昇級でも位負けするタイプではない。

　単穴はレインカルナティオ。弥彦Sは着順は6着ながら上りは最速、2着のシルヴェリオとはわずか0秒1差だった。トップギアに入る際、若干タイムラグがあり、高速馬場では一瞬置かれるけれど、洋芝ならその点を解消できるかもしれない。さすがに3連勝までは微妙だが、ビューティーウェイは充実著しい。フィオリキアリは夏の滞在競馬で見違えるような脚を使うときがある。弥彦S3着のワールドヘリテージの上積み。ターキッシュパレスも軽視禁物。

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【難解】荒れた馬場を得意としている4ターキッシュパレス。日曜日午前中の雨で更に。8ホウオウリアリティは休み明けも早くから函館を目標に調整。16テンカハルも馬場が渋れば急浮上。

3勝クラスの芝2000m戦。メインは3歳不在。平均値ではほぼ90台。上位は5差以内に13頭がひしめく大混戦である。これは狙っていったほうが面白そうなレースだ。人気はどうかわからないが前走同距離コース94◎ビューティーウェイ。福島で同距離94○アウスヴァールを狙う。次点に前走値101▲ホウオウリアリティ。さらに前走大敗ながら同距離95出ている☆スパングルドスターの一発。

連勝中と勢いに乗る9ビューティーウェイが主力。滞在競馬向きで好機に仕掛ければチャンス。次位は2シルヴェリオで状態は上向きで好走は可能。▲は1スタッドリーで自在な脚があり通用する。