【軸不動】セイルオンセイラーはダートに移って崩れなく前走はOPで3着。中間の乗り込み熱心で動き力強く自己条件なら中心。ケイサンフリーゼは初の千七は鍵もうまくペースを刻めれば粘り込みも十分。ブルーカルセドニーも脚力見劣らず仕掛け所私次第で勝機まで。ランスルーも力をつけており昇級も通用可能。ポップフランセも巻き返しの態勢で、アドアステラやグラスデスティーノなどを押さえに。

【見降ろし】よほどローカルの1700ダートに瑕疵でもない限り、セイルオンセイラーがぶっちぎり。ワンターンの東京マイルを2着、二走前の1分53秒7という勝ち時計は、古馬1勝クラスと2勝クラスを1秒4上回る出色の好記録だった。鳳雛Sの1分53秒8も同日の古馬2勝クラスより0秒6速く、自己条件なら見降ろし。

　二の筆頭はブルーカルセドニー。昨年12月・中山1800ダートを1分52秒4で勝ちあがったときは、現級はすぐにもいけると思った。しかし、力を要する9Fの良馬場、中山の坂はどう工夫して動かしても脚色が鈍る。ひとつ年長の4歳だが、東京マイル3着も含めダート戦績はまだJRA[1123]。平坦1700ダートに新味あり。

　中央の7Fに良績のあるケイサンフリーゼ。ランスルー、アドアステラ、ヒートヘイズ以下、連下は小波乱。

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【軸不動】1セイルオンセイラーは初の古馬戦でもメンバー的にスピードで押し切る可能性が高そう。7ブルーカルセドニーはひと息入れて立て直した効果がありそうで、好位からの差し脚発揮が期待できる。12ランスルーは昇級戦でも前走快勝の先行策を再現できれば連勝が視野に。2ケイサンフリーゼは距離延長がカギだが先手主張からの残り目に警戒しておく。4ポップフランセは距離短縮が微妙だが早めの仕掛けなら一発も。

【小波乱】セイルオンセイラーは素質十分。スクリーンプロセスは反応がアップ。状態が良化しているグラスデスティーノが続く。

2勝クラスのダート1700m戦。平均値上位と遜色ない3歳◎セイルオンセイラー。相手に平均値上位から○ブルーカルセドニー。前走同距離コース86▲ランスルー。一発で☆ポップフランセ。

夏場を迎えて地力がアップした1セイルオンセイラーを推す。スピード能力は高く小回りなら押し切れる。○は12ランスルーで上り調子で能力的にソン色ない。