【カム
バック】
ウィリンは昨夏の福島6Fで、鮮やかな新馬勝ち。千葉トレーニングセール出身だけに完成度は高く、デビュー戦は理想的なパターンで初陣を迎えた。
発馬は出遅れ気味、しかし手綱をしゃくると一気にトップスピードへ。2F目に10秒9という確からしいラップを踏み、前半3Fは34秒3。後半の3Fは11秒7-11秒2-11秒9(34秒8)、最後は手綱を緩める余裕があった。
後続には7馬身の独走、1分9秒1という時計なら、6-7FのOP特別くらいはいける計算。ただ体調が安定せず、次の二戦目までに時間を要したのは誤算。坂や距離にも苦戦したが、福島6Fの走りを馬もデムーロJも覚えている。
二の筆頭は
オードゥメール。基本的にはダート馬だが、平坦なら芝もOK。52キロの斤量も加点材料になる。脚のつかいどころがデリケートだが、
ヤマニンガラッシア、
ユナイテッドハーツのチョイ差し。
シャドウファックス、
エレガントモダン以下、連下は拮抗。