【伏兵注意】ママコチャはファンタジーS3着などの実績持ち前走も順当勝ち。中間の動きも素軽さ十分で連勝を期待。エルフィンSで◎に続いたルージュラテールも能力遜色なく仕上がりも良好で落ち着き次第で好勝負。アトミカも好調を維持し前走のような立ち回りなら。ジュリアバローズは久々も乗り込み入念で成長にも期待。アオイモエも力発揮の態勢で、フォティノースやヴァモスロードなども侮れない。

【エルフィンSの再戦】ママコチャは、毛色こそ鹿毛だが、今を時めくあのソダシの妹。未勝利勝ちは1分20秒9、GIII・ファンタジーSは直線ひと脚使い3着。1F延長のマイルL・エルフィンSも、根気よく2着に伸びてきた。前走の1勝クラスは着差以上の余裕で楽勝。その後も6F追いを丹念に積み重ね、新潟マイルに備えてきた。

　相手はルージュラテール、エルフィンSの再戦模様。6月の阪神・芝マイルの新馬戦はダノンスコーピオン(後にNHKマイルC優勝)と同タイム2着、二戦目の新潟マイルを1分34秒3の好タイムで初勝利をあげた。続くアイビーSは少し重い造り、加えて1800m。折り合いに難渋し残り1Fでアゴが上がったが、阪神マイルの白菊賞は上り33秒7で外強襲。エルフィンSも、追い込み届かずの3着に終わったが上りは最速。左回りマイルの走りの精度の高さを改め確認できた。

　歳はひとつ上だが、ジュリアバローズは経験馬相手に東京9Fを1分45秒6・上り33秒6で圧倒した好素材。なでるような調教しかできないため慎重なレース運びを必要とするが、資質はヒケをとらない。チアチアクラシカも上位争い。新潟マイルは[0110]、昨年も当コースで頑張ったが、加齢による衰えなし。フォティノースの前走時計1分32秒8は、なんと同日の安田記念と0秒5差。前走馬体が減っていたぶん、この印になったが、時計通りなら楽勝まで?マイルでもヴァモスロードの力の逃げ。アップストリーム以下、ハンデ戦は連下も手広く。

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【伏兵注意】9ママコチャは昇級戦で牡馬相手でも斤量有利で先行粘り込みに期待。5ジュリアバローズは長休明けでも乗り込み順調で決め手発揮が期待できる。3ルージュラテールは試金石だが仕上がり上々で好位差しに注意。15ヴァモスロードは今回も単騎逃げの形が取れれば残り目が考えられそうだ。7チアチアクラシカは休み明けでの転厩初戦だが、夏場に動けるタイプで穴に一考。善戦傾向がある1アップストリームにも警戒しておく。

【小波乱】アンセーニュは条件が合う。先行力があるママコチャが対抗。ルージュラテールは仕上がりがいい。

久々を叩かれた効果は大きい9ママコチャが有力。先行力があり高速競馬への適性は高い。対抗は8アオイモエで中身が充実。パワーアップが見込めるなら差はない。