【上位拮抗】ラーグルフはホープフルS3着で皐月賞は8着も0秒6差。ラジオNIKKEI賞は回避も乗り込み入念で成長もうかがえ自己条件なら勝ち負け。タガノカイは連続2着と力量アップ示し状態も良好でマイペースなら粘り込みも。サトノペルセウスは久々を叩かれ気配良化顕著で現級2走目で改めて。セントカメリアは昇級戦も能力は見劣らず、ロードカテドラルやセグレドスペリオルなどにも注意を払いたい。

【爪がよくなった】3歳馬ラーグルフが力でねじ伏せる。初勝利は新潟9F、芙蓉S・2分0秒9で勝ちあがりホープフルS3着。爪の不安の影響もあったのだろう。年明けは弥生賞11着、皐月賞8着の二戦でクラシックを切り上げたが、ジックリ間隔をあけ造り直しも完了。厚ぼったく映る馬だが、爪も小康状態を保ち、夏場も合うのだろう。攻め馬の動きも以前より確実に伸びやかになっている。若干不器用だが、2勝クラス、新潟なら直線で間に合う。

　強敵はセントカメリア。あずさ賞は重馬場のアシストも大きかったが、あのガイアフォースを封印、1分59秒6も優秀。割って入ればサトノペルセウス。前走は1000m通過は1分ジャストのスロー、加えて出遅れ。流れに乗り遅れてしまったが、新潟なら10Fでも、ジックリ動かして行けば自然に勝ち負けに顔をのぞかせてくる。ロードカテドラルは、前走は後方待機策で化学変化を遂げた。あの感触を10Fでも活かしたい。タガノカイの逃げ残り、ビートザウイングスのチョイ差し注。

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【順当】2ラーグルフは休み明けで初の古馬戦でも素質で克服できるとみて中心視。5サトノペルセウスは長休明け2戦目なら先行押し切りの可能性が十分にある。7ロードカテドラルは距離延長でも好位差しの形が取れそうで3番手にマーク。4ビートザウイングスはひと押しに欠けるがこの頭数なら立ち回りひとつで善戦以上が考えられる。6タガノカイはここでも単騎逃げが叶えば残り目あり。

【小波乱】ラーグルフは長くいい脚を使える。堅実なサトノペルセウス。セグレドスペリオルは力をつけている。

休養効果で心身が充実してきた8セントカメリアが主軸。左回りは堅実で積極策から押し切りは十分。対抗は2ラーグルフでGIの好走経験から巻き返せる。