【珍しく順調にきた】
ロバートソンキーのポテンシャルは間違いなく重賞級。3歳秋、[1101]というキャリアで
神戸新聞杯に挑んだが、印象深い末脚を駆使、
コントレイルの0秒3差の3着に追い上げ、続く
菊花賞も6着にくらいついた。休み休みでしか使えないが、1勝クラス、続く2勝クラスでテッポウ勝ちを決め、3勝クラスの
御堂筋Sが3着、離されはしたがGI・天皇賞春も7着に入線した。
前走後7月半ばからトレセンで時計を出しはじめ、坂路で自己最速に近いタイムを何度かマーク。少し不器用な面があり新潟2200は内回りが課題になるが、この仕上げなら動き出しや加速も違ったパターンが期待できるかもしれない。
スルーセブンシーズも、3歳秋の
紫苑S・1分58秒5(2着)で、重賞レベルの器を確認済み。
マーメイドSは遠征競馬に加え、コーナー4つの小回り。2番人気は少し見込まれ過ぎだったが、距離は2200m。新潟なら内回りでもゆったりとレースが運べ伸びも違ってくる。
セントオブゴールドは
ショウナンパンドラの全弟。ローテーションを見ると、連続して使えたのはたったの2回。馬体造りがかなり難しいタイプだが、
青嵐賞は良馬場の瞬発力決着で33秒7という、これまでにない鋭い脚を使った。
アールドヴィーヴルも小差。小柄な牝馬、思うところで動けず、不利を被ることも多いが、
オークス5着、
ローズS3着と力量は五分以上。3勝クラスなら距離11Fも気にならない。
少し間隔はあいたが、
エドノフェリーチェは新潟2200mは[1101]、昨年の
日本海S2着馬。ここを目標に乗り込んできた。若干ジリ脚だが
プリュムドールの流れ込みにも注意を払いたい。