【上位拮抗】バラジは昇級からも安定したレース続け前走では条件適性も証明。状態もひと息入った前走以上で今回も勝ち負け。ジャスティンヴェルは距離延長から前進中で覇気ある動き好感も持て好勝負十分。ストキャスティークも脚力見劣らず52キロも魅力。アマネセールは障害挟むも気配良く巻き返しが見込める。エコロデュエルも前進可能で、シングマイハートやシエラネバダなどにも注意が必要。

【ステップbyステップ】距離が延びるたび、バラジの競馬精度は確実にアップ。7-9Fは5戦未勝利、新潟10Fで初勝利をあげた。1勝クラス入りし、東京12Fが3着、古馬相手に10Fを1分58秒5の好記録で3着し、前走の新潟11Fは2着。勝ち馬には屈したが、3着とは1馬身余の決定的な着差があり、コース適性と現級に立ち位置が明確になってきた。対抗のジャスティンヴェルは、新潟6Fでデビュー勝ち。だが半兄ヴェローチェオロ(父ゴールドシップ)は、距離を12-14Fに延ばしてOP入り。ドゥラメンテ産駒の弟も似たような軌跡を描きつつある。ただ、両者ともにスパッとは切れない。間隙を突いてストキャスティークがひと差し。週後半は傘マーク続き、重馬場なら勝負どころで置かれにくく、父ゴールドシップの特性をいかんなく発揮。オルフェーヴル産駒のアーダレイの変わり身と粘り込み。シエラネバダの堅実さ、リニュー、シングマイハートなど、連下はチョイ荒れ。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【伏兵注意】8ストキャスティークは差し脚を長く使えるタイプで、内回りコースも向くとみて中心視。2バラジは昇級後も善戦続きで、ここでも立ち回りひとつで勝利が狙える。11ジャスティンヴェルは詰めひと息でもしぶとさをいかせば上位が可能。1シエラネバダはコース相性が良好で、ここでも早めの仕掛けなら上位食い込みが可能だろう。10シングマイハートは未勝利馬でも地力的に互角以上で要マーク。流れ込みタイプの12リニューにも少々警戒。

【小波乱】ストキャスティークは対応力十分。脚質に幅があるシングマイハート。スムーズなレースでジャスティンヴェルが浮上する。

1勝クラスの芝2200m戦。前走ダートから2頭。障害から1頭。これは前走同距離コース90◎バラジを軸抜擢。ただ同じ90レベル多いので簡単ではない。相手も3歳で○ストキャスティークと▲ジャスティンヴェル。一発に前走値90☆エコロデュエルと89△リニュー。

長丁場は堅実な2バラジが有力。新潟は実績がありうまく流れに乗れれば差し切れる。○は11ジャスティンヴェルでスタミナは豊富で距離延長は歓迎。