【魔法の砂】
ガンダルフがダート路線で大きな飛躍をはたす。東京や中山の芝マイルを1分33秒台で勝ち負け可能な能力があるが、何だかガツンとはギアがハマってくれない。もしかしてダート馬? ――なるほど祖母は世界が誇る名牝
アゼリ。母や母の兄弟もダート実績があり、前走・甲州街道Sに
アタック。枠は1番、砂を被らせコースロスを避け、フットワークが整うのを待ち外に持ち出し、丁寧を心掛けたぶん0秒4差届かなかったが、上りは最速。砂路線転向に確信を持った一戦になった。ちなみに1分35秒7は、一週前の
ユニコーンSと0秒5差、3回東京初日のOPの
アハルテケSと0秒2差。3勝クラスでは記録も文句なし。次位は
ゴールドパラディン。近走なぜか7Fを走らせているが、左回りの新潟9Fは[1200]。実は前年の2着馬だったりする。単穴には
ルリアンを推奨。本命と同様、前走の
九州スポーツ杯は初ダート。様子を見ながら動かして行ったが、直線だけでグイグイと0秒3差に迫ってきた。
リバプールタウンは
柳都S2着。14番人気ながら、498キロ増量が好走に繋がったのだろう。
柳都S3着の
ヴォワドアンジェの変わり身。不器用だが叩き合いなら
オンザライン。脚抜きのいい馬場なら
アドマイヤメティスも小差。