【ビルドアップ】
メイサウザンアワーが再軌道に乗った。3歳春は
フローラS4着、
カーネーションCを上り33秒7で直強襲。秋緒戦の
紫苑Sは6着と躓き、
秋華賞参戦は逃したものの、西尾特別は514キロにビルドアップし、豪快に一気差し。中間2本、最終追い切りは6F追いを消化。昇級戦になるが不安より楽しみのほうが大きい。
対抗は
ククナ、能力はまったくの互角。
アルテミスS2着、クイーンC3着など、マイル重賞でも掲示板に名を残してきたが、
山中湖特別は2000mを克服。中距離でも先行してもうひと脚使い、
パワーの在処と将来性を改めて示した。今回はまだ目いっぱいに攻めてはいない、ただ3勝クラスには対処できる。
まとめて負かせば5歳馬
イズジョーノキセキ。二走前の
西宮Sは
ジェラルディーナ相手に、ラスト1Fもうひと伸びして1分46秒4(上りは33秒7)。
エリザベス女王杯では、そっと△を打たしていただいた。おおーとひと声が出る5着だった。
パラスアテナは、3歳時は重賞路線にも顔をチラチラ。秋は早めに切り上げ身体造りを一から見直し。攻めの動きとタイムが大幅に良化している。
モリノカンナチャンは、前走は蓄積疲労で失速。リフレッシュ期間を設けたが、よくなるのはこれを叩いてからかもしれない。
ヴィオリーナは二走前
カンナチャンと0秒2差。目下状態はこちらのほうが順調かも。