※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
ダービーデーの最終レースは、伝統の
目黒記念。舞台となる東京芝2500mはダービーの舞台から100m延びるだけだが、直線の坂を2回通ることになるため字面以上にスタミナが要求されることになる。ハンデ戦ということもあり、中々順当には決まらない。
1.差し・追い込みが届く
過去10回で4角10番手以下の馬が6勝。昨年は超スローペースながら前2頭が後続を離して逃げるという珍しい展開となったことで前残りになったが、例年の傾向としてみれば、差し・追い込み馬の台頭も十分期待できるレース。
2.前走GI・GII組より格上挑戦組
過去10回で、前走がGIだった馬は[1-1-3-18]で連対率8.7%、前走がGIIだった馬は[1-2-2-30]で連対率8.6%なのに対し、前走がGIIIの馬は[3-0-1-13]で連対率17.6%、前走がオープン・リステッドの馬は[3-6-4-53]で連対率13.6%。前走が3勝クラスだった馬も[2-1-0-21]で連対率12.5%ある。
3.ディープ産駒は苦戦傾向
12年1月以降に行われた東京芝2500mの20レースの成績を種牡馬別で見てみると、着別度数の順位は上から
ハーツクライ、
ステイゴールド、
キングカメハメハ、
オルフェーヴル、
ディープインパクトという順。
ディープインパクト産駒は東京芝2400mなら着別度数ダントツの1位で複勝率も35.0%あるが、東京2500mだと5位で18.6%にとどまる。
ディアマンミノルは昨年の同レースは特殊な展開が響いて14着に終わったが、秋の
アルゼンチン共和国杯では2着までとあまり差のない5着に食い込んでおりコース適性はありそう。前走で同馬を久々の勝利に導いた
荻野極騎手の継続騎乗で、連続好走を期待する。
バジオウは半年ぶりの休み明けとなった3勝クラスを勝利。まだまだ底を見せていない馬であり、昇級初戦から好勝負に持ち込めて良いだろう。
マカオンドールは東京芝2500mがいかにも合いそうなタイプだが、前走がGIの疲れがある可能性もあり3番手評価とする。
フライライクバードは毎回過剰人気になるのがどうかも、昨年の
アルゼンチン共和国杯で3着だったようにコース適性は高い。一度使った上積みも期待できそうだ。以下、復調している
ボッケリーニ、昇級は関係ない
ダンディズム、東京替わりプラスの
ヤシャマル。