※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
エリザベス女王杯への
ステップレース。かつては本番との関連性はあまり高くなかったが、2011年にGII昇格して以降は出走メンバーのレベルが上昇。それに伴って本番での活躍頭数も増加している。
1.重賞実績馬の存在感が高まる
GII昇格後の11回で連対した延べ22頭中、14頭はそれ以前に重賞を勝った実績があった。また該当しない延べ8頭のうち5頭にも、重賞連対経験はあった。メンバーが揃うようになったことで、上がり馬の通用する余地は小さくなっている。
2.上がりが使えるか
GII昇格後の11回で、逃げ馬が3着以内に入ったのは1回のみ。昨年は
シャドウディーヴァが4角14番手から追い込みを決め、19年は
スカーレットカラーも後方2番手から追い込んで勝利。18年は
ディアドラが上がり3ハロン32秒3という強烈な末脚を発揮して制するなど、差し追い込みでの好走が目立つ。
3.前走ローカル組に注目
過去10回で、前走札幌組は複勝率30.6%、前走新潟組は複勝率36.0%、前走小倉組も複勝率33.3%なのに対し、前走東京組は複勝率15.8%、前走阪神組は複勝率9.5%、前走中山組は複勝率6.7%。
クールキャットは1月の
愛知杯で6着、3月の中山牝馬Sで10着に敗れているが、いずれも1着との着差は0秒4であり着差ほど負けているわけではない。前走の
関越Sでも牡馬相手に0秒2差の4着と復調気配を見せており、3歳時に
フローラSを勝った実績がある東京ならもう一押しがあって良いだろう。
ソダシは言うまでもなく実績上位。ただし、叩き台であるため取りこぼしがあっても驚きはない。
アカイイトはもう少し距離があった方が良いが、少なくとも前走から距離が伸びるのはプラス。GIIなら期待できそうだ。
リアアメリアは近走内容が悪くなく、そろそろ一発があってもおかしくない。テン乗りの
藤岡佑介騎手とのコンビを予定しているが、意外と手は合いそう。以下、前年の覇者
シャドウディーヴァ、差しが板に付いてきた
アブレイズ、東京巧者
エイシンチラー。