【上位拮抗】リヴォリは推進力ある動きに能力の高さうかがえる。乗り込み入念で態勢整い条件適性も十分で初戦勝ちを見込む。ミファヴォリートも素質見劣らず追われつつ素軽さも出ておりスムーズなら勝機あり。ホウオウバリスタも反応良く動けており仕上がりも良く争覇圏。ディエルメスも態勢整い芝の実戦で。マイネルホリゾンテも水準以上で、フィニッシュムーヴやデルマエルフなどにも注意が必要。

【仕上がり万全】リヴォリは最終到達点は3勝――あるいはOPが狙える快速マイラー。兄ヒシイグアス(父ハーツクライ)は中山金杯など現役6勝。全姉スミレは芝・ダート短距離で4勝。体型など見ると、やはり姉のスミレに似たスピード系ですね。追い切りは栗東CWで上り11秒台を連発、藤原英厩舎の調教過程は精緻。操縦もそうは難しくなく、マイルを狙っての東上とみた。

　逆転があればミファヴォリート。姉ミスエルテはファンタジーSを一閃、父フランケルの名を世に知らしめたが、父がかわっても姉たちは2勝。キングカメハメハ産駒の本馬が、一番馬格がありハードな追い切りも消化できた。

　若干線は細く、ビッシリ追えないが、ディエルメスはきさらぎ賞馬ダノンチェイサーの弟。母は愛1000ギニーを勝った良血です。ホウオウバリスタも稽古は水準以上、ただ若干ダート色の濃いパワー型だろう。フィニッシュムーヴはアイビスSDの覇者ライオンボスの弟。ホッコータルマエ産駒だけに芝マイルは調教タイム通りとはいかないかもしれないが、近いうちにどこかで花開く。エイシンヒカリ産駒のエイシンドゥルガーのスピード。デルマエルフも連下なら。

【三つ巴】3リヴォリは乗り込み順調で初戦から動けるとみて中心視。11ミファヴォリートも初戦向きの相があるとみて素質を含めて注目できる。6ディエルメスもスピード的に互角以上がありそうで、この三つ巴を本線とする。12キープオンラビンは乗り込み順調で流れに乗れるとみて連下の筆頭にマーク。14サントゥアーリオは折り合いがカギだが一発の可能性を秘めていそうだ。16デルマエルフは初戦微妙も素質的に上位とみて穴で一考。

3歳新馬。芝1600m戦。馬場がどう回復しているかもポイントにはなるが、最内からスタート決めれば◎ホウオウバリスタ。ただデキ良い相手もけっこう揃った。あとはオッズ次第。

追うごとに動きが鋭くなった8エイシンドゥルガーを推す。勝負根性があり初戦から期待できる。次位は11ミファヴォリートで力強い走法から能力は上位。