【追い出しの呼吸一つ】
ノーブルシルエットがワンプッシュ。東京マイルの1分35秒2という勝ち時計が示す通り、本質は気のいいスピードマイラー。ただし中山9Fも[1310]。二走前の
市川Sは1000m通過・61秒6というよどみのない流れを一旦先頭、勝ち馬にはチギられたものの、クラストップの走りが時計的にもできている。
アレキサンドライトSは63秒0の緩ペース。前残りのぶん3着と詰め切れなかったが、馬体強化もあわせ微調整を施してくる。
対抗は
ホウオウルバン。本命と同日2勝クラスを0秒1差上回る1分53秒7で快勝、ブリンカー効果がありあり。後続には0秒5差、ハンデなど計算式に入れれば昇級でも互角。
短期放牧明けになるが、
アリエノールも本命と似たような時計経歴のある4歳馬。
スノームーンは
市川Sをひと叩き、この馬とすれば負荷の大きい調教を課すことができた。
オンザラインは9月の中山で好タイム勝ち、年明けの前走快勝、乾燥馬場はあう。
キタノリューオー、
エクレルシーも
パワー馬場を伸びやかに走る。