※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
3月のレースということで、ここを最後に繁殖入りするという馬もいれば、
ヴィクトリアマイルへの叩き台として始動する馬もいる。各陣営の思惑も、各馬の仕上がり状態も様々だ。ハンデ戦ということも相まって、なかなか一筋縄ではいかないレースとなっている。
1.間隔が空いている馬
過去10年で、中3週以内だった馬は[1-1-1-29]で複勝率9.4%しかない。対して、中4から8週の馬は[5-5-7-54]で複勝率23.9%、中9週以上だった馬は[4-5-1-41]で複勝率19.6%。間隔が詰まっている馬は苦戦気味。
2.距離短縮組が優勢
過去10年で、距離延長組が[3-4-2-45]で複勝率16.7%、前走も1800mだった馬は[0-1-2-20]で複勝率13.0%なのに対し、距離短縮組は[7-6-5-59]で複勝率23.4%。複勝回収率も、距離延長組が51%、前走1800m組が64%なのに対し、距離短縮組は110%。
3.キレ味は要求されない
過去10年で3着以内に好走した延べ30頭中、前走の上がり3ハロンが1位だった馬は1頭だけ。対して、前走の上がりが6位以下だった馬は16頭いる。優先されるのはキレ味より
パワーで、速い上がりはあまり要求されない。
テルツェットに期待したい。中山は昨年のダービー卿CT勝ちを含め3戦2勝、3着1回と崩れていないコース。前走2200mの
エリザベス女王杯(11着)からの距離短縮もプラスで、久々でも巻き返しは必至。
シングフォーユーは前走相手が強く、馬場も合っていなかった模様。牝馬限定なら重賞でも通用しそうであり、良績の多い中山替わりもプラスだろう。
ミスニューヨークは
ターコイズSの走りが抜群で今回もあっさり勝ってもおかしくないが、好走条件には合わないので3番手評価とした。
クールキャットはムラのあるタイプだが、脚力はここに入っても上位。距離短縮は良さそうで改めて期待したい。以下、同舞台の
フラワーCで大穴を開けた実績がある
アブレイズ、一発の魅力がある
スライリー、安定感抜群の
ルビーカサブランカ。