【フル・モデル
チェンジ】
スプレモフレイバーが逃げ馬から強力な追い込み馬へ、大幅なモデル
チェンジに成功。函館6Fデビュー、1分9秒9というタイムは、函館の1200mの新馬では本年ではピカイチだった。
函館2歳Sは自信の◎――だが発馬で後手を踏み、先手を奪えないとフォームはバラバラ。
すずらん賞も、なんとか好位から競馬を試みたものの、脚を突っ張り反抗。
福島2歳Sは、もうひとつ後ろで腹を括って脚をタメ、より終いを研磨する作戦に出たが、2着とはいえ大外一気の伸び脚は強烈。あの上りと勢いなら、中山の坂でも加速できる。
当面の目標は
トールキン。勝ち上がりは二戦目、1分7秒9は同日の
フェニックス賞と0秒2差、翌日の古馬1勝クラスと0秒1差の好内容だった。坂路でも好時計が出るが、まだ幼さを残し、
カンナSは鞍上との意思疎通がギクシャク。道悪にもスピードを削がれ4着に敗れたが、当然ひと工夫がある。
単穴は
キガン。少々レース運びは荒っぽい、ただ6-7Fの差し馬としての将来性は高い。自己条件なら
京王杯2歳S6着の
ブーケファロス、同9着の
ノーブルラン。やや一本調子だが、
カンナS3着
レイフォールも連下圏内。