【上昇一途】
アラジンバローズの動きは軽やか。1勝クラス脱出に少し手間取ったが、本年3月に復帰、
ポンポンと3連勝。前回の薩摩Sは脚抜きのいい馬場コンディションの
アシストもあったが、ラスト3F・推定12秒2-12秒2-12秒1という、力強く滑らかなラップで1分41秒6。体重以上にフレームはがっしり、輸送や9Fの乾燥ダートにも対応できる雰囲気があり、10月半ばから入念に乗込み仕上げも万全。
第一本線は
ディアセオリーとの追い比べ。条件クラスの東京マイルを力で押し切り、7Fの
霜月Sも3着に粘り込んだが、四肢の長さや跳びを見ると、ベストはやはり中山9F。頃合いよく今回あたりが体調も最高潮。休み明け、追い込み一手だけに初の中山とあって三番手としたが、
ニューモニュメントは6歳の今こそが競争生活の
ピーク。
サンダーブリッツは叩き三戦、真摯に追えば中山でも応えてくれる。
オセアダイナスティの逃げ、ツボにハマれば
ダノンファスト。スタートが決まれば
アッシェンプッテル。