【旗幟鮮明】マカオンドールはスタミナに満ち満ちたサウスポー。ハンデは52キロ、松山Jを背に、近々長距離重賞戦線に名乗りをあげる。母は種牡馬バゴの妹、そのバゴの仔クロノジェネシスと毛色は同じ芦毛。中京は[2120]、当コース2200mの京都新聞杯を2分11秒5・3着歴もある。ハードローテにも摩耗は少なく、3000mをコレという形で勝ちあがれば、春の天皇賞が遠く近く視野に入ってくる。当面の目標はシルヴァーソニック。3200mは3着、3600mのステイヤーズS3着、長丁場は粘り強い。調教もピシリと追えた。レクセランスはアルゼンチン共和国杯4着。C.デムーロJをもってしても多頭数をどうさばくか。操縦はやっかいだが、決め手とポテンシャルは互角。カウディーリョは、前半をどうスムーズに折り合っていけるか。終い勝負に徹すればゴールドギア、ディアマンミノル、マンオブスピリットの一発がある。

　3000m以上の長距離戦はとにかく横山典弘騎手が狙い目。◎ディアマンミノルはGIIでもそれなりのところに来ていたし、鞍上の導き方ひとつで勝ち負けになる。

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【上位拮抗】当然未経験ながら、このコースと距離設定に自信を持っている9マカオンドール。前走も余裕のある勝ちっぷりで格下の印象はない。12シルヴァーソニックは前走Gllで3着。スタミナには不安なし。8ディアマンミノルは徹底して脚を溜める馬で、この鞍上はなんとも不気味。

【巻き返す】前走の敗戦で、一気に人気を落としそうな11カウディーリョ。気ムラなタイプだけにアテにはしづらいが、この中間の気配はいつになく良好で、稽古でもいい動きを見せている。地力上位でもあり、見直す価値は十分ある。相手は、12シルヴァーソニックと10レクセランスの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】リーヴルは積極策で押し切る。タイセイモナークは長距離戦での安定度が高い。しぶといディアマンミノルが続く。

オープンの芝3000m戦。ハンデ戦。上下差は5キロ。そのトップハンデ56キロ△カウディーリョは同距離値で107ある。人気になりそうな▲マカオンドールはさすがに格上挑戦なのでまだ数値は低いが、ハンデ軽いのは魅力。ただ平均値上位でハンデの恩恵あるのは◎レクセランスと○ディアマンミノル。一発☆シルヴァーソニック。有力候補多い混戦になった。

確実にステップアップしてきた9マカオンドールが有力。自在な脚がありスタミナは豊富なので期待できる。対抗は12シルヴァーソニックで先行策から巻き返しは十分。