【お手本】ブラックブロッサムの資質と将来性に一票を投じたい。アイルランド産駒の母は3勝(G3・1勝)、半姉ポレンティア(父ハーツクライ)はフェアリーS3着。父がキタサンブラックに変わり、四肢も背中も首も長い526キロの中長距離型に変身。新馬前の調教レベルもかなり高いものだったが、パドックでも闘志満々。積極的に好位で進め、上り3Fを12秒0-11秒5-11秒9(35秒4)という二枚腰を使った。2分1秒8というタイムもマズマズ。一瞬の切れはともかく、これぞキタサンブラック産駒のお手本――それも上の部類に入る重賞予備軍。叩き良化ぶんも見込め、大寒桜賞の舞台がよく似合う。

　当面の目標はメイショウゲキリン。初勝利はダート1800m、黄菊賞2着、梅花賞3着、きさらぎ賞3着に頑張っても、なお半信半疑だったが、弥生賞は9着とはいえ0秒6差。1勝クラスの2200mなら、丁重な印をうたないといけませんね。一角崩しブリンカーを着用してきたフェーングロッテンとアスクオンディープ。サンライズエースも差はわずか。

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【平穏】抜群のレースセンスで新馬勝ちをおさめた6ブラックブロッサム。ここは狙いすました一戦。4メイショウゲキリンは前走リズムを崩した。重賞といってもあそこまで負ける馬ではない。2フェーングロッテンはここにきて動きが変わってきた。

3歳1勝クラスの芝2200m戦。初戦同コース勝ちで印象良いのは▲ブラックブロッサム。ただすでに中京では100出ている◎メイショウゲキリンのほうを狙ってみる。相手も2戦目同距離92の○アスクオンディープ。絞ればこの3頭だが、次点に☆サンライズエース、△ジルバーンを。

デビュー戦で着差以上に強い競馬をした5ブラックブロッサムが主力。長丁場向きで連勝は可能。○は4メイショウゲキリンで自己条件なら巻き返せる。