【ごめん】サンクフィーユの資質は間違いなく重賞級。母キャトルフィーユはクイーンS優勝。母の姉レディアルバローザは中山牝馬S2連勝、母の妹エンジェルフェイスはフラワーCの勝者。明け3歳3月デビューとなったが、新馬戦は1000m通過・58秒2というタフなミドルを中団待機。その日の阪神は絶対的にイン有利、直線スルスルとラチ沿いに誘導。11秒5-11秒6-12秒0(3Fは35秒1)というレースラップを、自身34秒1で叩き勝った。走破時計1分33秒3は、なんと同日のチューリップ賞とコンマ1秒差。秋は秋華賞だなとニンマリしていたが、前走マイナス22キロの体重発表を聞いたときにあ卒倒しそうになった(笑)。ごめん。まだ弱いところがあるんだなぁ。過度の期待をかけすぎてしまった。連下も危ういかもしれないと観念したが、1分45秒8で2着は死守。今一度立て直しをはかり、今度は少なくともマイナス体重はなさそうだ。体力的に現状マイルのほうがいい。

　二の筆頭はボルザコフスキー。まだ肉体的にも精神的にも贅肉が残っているが、ムキになりながらも昇級戦3着。距離にも幅があり反応もシャープになった。レオンバローズは、秋初戦は中京マイルからと、仕上げは万全。引っ掛かり癖のあるスーサンアッシャーは距離短縮に新味あり。ジューンレインボー、ビップランバン、ララヴォルシエルも連下なら。

　前売りでは▲サンクフィーユに人気がかぶっているが、牡馬でキャリアもまだ浅い馬には逆転のチャンスもあるはず。◎レオンバローズ、○ララヴォルシエルからの馬単で。

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【軸信頼】キャリアは浅いが、大物感がある4サンクフィーユ。血統的にもまだまだ上を目指せる逸材で、休み明けを理由にモタモタできない。2ボルザコフスキーは叩いて、スピードの持続力が増すはず。6ララヴォルシエルは未勝利を勝ち切れない間に地力が強化できたはず。

【差し届く】まだまだ奥がありそうな、04サンクフィーユを本命に推す。少頭数ながら先行指向が強いメンバー構成となり、本馬の決め脚が生きる展開に。立て直された効果もあって、フレッシュないい状態でレースに臨めそうだ。相手は、06ララヴォルシエルと12ジューンレインボーの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】スーサンアッシャーは適鞍で決める。成長しているララヴォルシエル。ウインバグースは上積みがある。

1勝クラスの芝1600m戦。初戦の同距離戦で99勝ちしている◎サンクフィーユ。相手に平均値トップ○エイシンピクセル。さらに▲レオンバローズ。一発に☆ボルザコフスキーで。

心身がともに充実してきた4サンクフィーユを推す。素質は高く決め脚は鋭い。対抗は12ジューンレインボーで積極策から逃げ切りは十分。