【王を継し者】ビッグシーザーが急成長。サイアーラインはサクラバクシンオー、そしてビッグアーサー。テスコボーイを祖とするこの父系は日本屈指のスプリント血統の大樹に育ったが、その仔ビッグシーザーも、二走前の中京6Fをレコードで圧倒。返す刀で福島2歳Sを完勝。明け3歳4月デビューだった父より早く、2歳暮れにもう一流のスプリンターの香りを醸し出している。坂路の時計や動きもますます闊達になった。

　ミルトクレイモーも二走前は逃げ切り、前走のさざんか賞は番手から阪神6Fを上り33秒9でレコ勝ち。6F路線で同じような軌跡を描いている。ヤクシマは、7FのききょうS、京王杯2歳Sは伸びひと息。6F短縮で大幅前進があるかもしれない。トレンディスターも6Fなら。クリダーム、エコロアレスも連下圏。

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【順当】前走の競馬を見ると、未勝利を勝ち切れなかった時とは馬が変わったように見える9ミルトクレイモー。7ビッグシーザーは前走着差以上に余裕のある競馬。外に出してからの伸びは強烈。この2頭を封じ込めるなら8クリダームの先行力か。

2歳オープンの芝1200m戦。前走ダートから1頭。これは平均値トップで2走前の同距離コースで97まで出ている◎ビッグシーザー軸。相手に前走の同距離で94出ている○ミルトクレイモー。さらに▲クリダーム。一発☆トロピカルヒーロー。

更に上積みが見込める7ビッグシーザーを推す。決め脚は鋭くうまく活かせれば勝機。○は3ヤクシマで短距離向きの差し馬でチャンスは十分。