【連下の力関係微妙】
オメガラヴィサンが短距離に活路を見出した。比較的早い段階でマイルで3勝をあげ、現級入りし9-10Fで終いを活かす競馬も試みたが、伸びそうで伸びない。使える脚は一瞬、ならば短距離はどうか――発想を逆転、7F-6Fへと距離を短縮したが、下関Sは前半3F・12秒0-10秒5-10秒7(33秒2)という、平坦小倉6F特有の10秒台が二つ並ぶ速いラップにも、道中楽に二番手にとりつくことができ、開催最終日のパワー馬場で1分7秒6というタイムも立派。3着馬とは2馬身、現級の6F戦の立ち位置も明らかになった。阪神コースにも勝ち星があり、重は[0010]。中間坂路で2本、動きもキビキビしていいね。
二の筆頭は
キャプテンドレイクの上昇力。年明けの小倉開催は天候と馬場状態が安定せず走破タイムにバラつきがあったが、
ポンポンと2連勝。前走後の追い切り本数は5本、直前の坂路は52秒6-37秒7-12秒1。さらに状態は上がっている。
単穴は
マリーナ。金曜から土曜日にかけ雨予報、1分8秒前半の決着になれば道悪巧者のパワーがいきる。関西への遠征、初コースが微妙だが、
フォースオブウィルの一瞬の脚。
スンリの逃げ、
オースミカテドラルのチョイ差しなど、連下は拮抗。