【操縦性アップ】ファルコニアのマイル適性の高さを前走で確認。9Fで4勝、10Fでも[1102]と、それなりに戦えるが、微妙に末が甘くなる。ならばマイルに距離を短縮、洛陽Sは脚色確かに1分32秒1で3着。折り合いや位置取りを気にすることなく活発に動けることがわかった。

　対抗はエアロロノア。カシオペアSは本命に0秒2差で遅れをとったが、リゲルSは上り32秒6で一気差し、京都金杯は0秒4差。リステッドレースのマイルなら力差はわずか。カレンシュトラウスも東京新聞杯4着、大阪城S2着、力関係はごく小差といっていい。洛陽Sの立ち回りと伸び脚にはちょっとがっかりしたが、クラヴァシュドールも前走だけでは見限れない。

　パワー馬場の差し比べならトリプルエースにも出番あり。レッドベルオーブはリステッドでは明らかに格上。一年近い長休明けでも、まとめて負かす用意がある。

　六甲Sは前走準オープン組が昇級初戦で好走するケースが目立ち、過去10年[4-0-2-4]。今年は純粋な前走準オープン組は不在なのだが、昇級後にダービー卿CTを取り消した◎ウインカーネリアンがそれに近いので軸とする。1年の休み明けで常識的には買えないが、データに殉じた買い方も時には必要。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【混戦模様】内から鋭く伸びた前走の再現を期待して本命は2カレンシュトラウス。12エアロロノアは阪神のマイル戦には絶対の自信を持っている。休み明けでも勝利経験あり。8スマートリアンは混戦になると粘り強い。切れのある馬が力を出しにくい馬場になれば浮上。

【混戦模様】長期休養明けの馬が多く、状態面の見定めが難しい一戦。本命は08スマートリアンで、この組み合わせならば楽にいい位置が取れそうだ。状態面の不安はなく、枠番もここならば文句なし。地力についても遜色はない。相手は、10ファルコニアと07クラヴァシュドールの2頭を上位に評価。混戦模様なので、◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ファルコニアはレース巧者。レッドベルオーブは乗り込み入念。カレンシュトラウスは追い比べで肉薄する。

リステッドの芝1600m戦。問題は久々がどうかだけの▲レッドベルオーブ。1番人気だった朝日杯FSは今回の同距離コース。2歳のそのときすでに同距離コース109出ていたのだからまともならば勝ち抜け。かわりに軸抜擢するのは前走同105の◎ファルコニア。相手に○カレンシュトラウス。一発で☆エアロロノア。

叩き2戦目で復調気配の10ファルコニアを推す。マイラーとしての資質は高く3勝を誇る阪神で巻き返す。次位は2カレンシュトラウスで他力本願だが能力は勝る。▲は12エアロロノアで実績ある舞台で好走は必至。